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卒業後の進路

生産工学部が育成している、ものづくりの全体を俯瞰できる「経営のわかる技術者」は、これからのものづくりに必要不可欠な人材として社会から期待されています。このため、生産工学部の卒業生の進路は幅広く、就職率も高い水準を誇っています。

確かな就職実績と就職先への納得感

就職率

98.9%

※令和5年度卒業生の実績

業種別就職実績(学部全体)

業種別就職実績(学部全体)

※令和5年度卒業生の実績

日本大学生産工学部は、約120万人の卒業生ネットワークを活かした強力な就職支援により、高い就職率を実現しています。学部独自の企業研究会や、キャリアコンサルタントによる個別相談など、学生の将来の可能性を広げるための手厚いサポート体制が整っています。

3年以内の離職率の低さ

R3年度卒業生3年離職率 16.9%

学生全員が必修で参加する「生産実習」を通じて、高い就職率を実現しています。生産実習を通して、自身の適性や将来像をより明確にできるため、入社後のギャップを最小限に抑え、ミスマッチによる早期離職の防止につながっています。

土木工学科の取り組み

土木工学科では、企業・官公庁と連携した実践的な学びとキャリア教育により高い第一志望就職内定率を実現しています。2年次の業界研究や、3年次での生産実習で、専門知識だけでなく、社会で求められる実践力や倫理観を養うことができ、学生一人ひとりが納得のいく進路を実現しています。

第一志望内定率85% ※2022・2023年卒業生アンケートより

学科ごとの主な就職先

マネジメント工学科

パナソニック(株)、(株)SUBARU、森ビル(株)、TOPPAN(株)、日本電気(株)、コナミグループ(株)、大和ハウス工業(株)、(株)日立システムズ、(株)NTT東日本、埼玉県庁 など

環境安全工学科

大成建設(株)、五洋建設(株)、戸田建設(株)、野村不動産パートナーズ(株)、スズキ(株)、三菱電機(株)、ダイハツ工業(株)、国土交通省、東京都庁、千葉県警察 など

創生デザイン学科

清水建設(株)、(株)SUBARU、大和ハウス工業(株)、日産自動車(株)、日清食品ホールディングス(株)、東日本旅客鉄道(株)、三菱電機(株)、(株)バンダイ、(株)良品計画、(株)博報堂プロダクツ、チームラボ(株) など

機械工学科

日産自動車(株)、(株)SUBARU、スズキ(株)、マツダ(株)、全日本空輸(株)、東海旅客鉄道(株)、東日本旅客鉄道(株)、三菱重工業(株)、日立建機(株)、(株)クボタ など

電気電子工学科

東京電力ホールディングス(株)、東日本旅客鉄道(株)、東京ガス(株)、(株)関電工、関西電力(株)、三菱電機(株)、(株)日立製作所、パナソニック(株)、(株)東芝、日本電気(株)、(株)SUBARU、スズキ(株) など

土木工学科

清水建設(株)、大成建設(株)、鹿島建設(株)、西松建設(株)、五洋建設(株)、戸田建設(株)、三井住友建設(株)、東海旅客鉄道(株)、東日本旅客鉄道(株)、東京都庁、千葉県庁 など

建築工学科

(株)大林組、清水建設(株)、大成建設(株)、鹿島建設(株)、(株)竹中工務店、住友林業(株)、戸田建設(株)、(株)長谷工コーポレーション、大和ハウス工業(株)、渋谷区 など

応用分子化学科

王子ホールディングス(株)、東京電力ホールディングス(株)、(株)ニチレイフーズ、山崎製パン(株)、トヨタ紡織(株)、ダイキン工業(株)、日揮ホールディングス(株)、東芝プラントシステム(株)、(株)トンボ鉛筆 など

数理情報工学科

日本電気(株)、三菱総研 DCS(株)、TOPPAN(株)、(株)内田洋行、TDCソフト(株)、NECネッツエスアイ(株)、富士ソフト(株)、(株)日立システムズ、(株)インターネットイニシアティブ、千葉県教育委員会 など

こんなところに卒業生!

機械工学科 2009年3月卒 平田 泰大さん

文系から理転し起業の道へ

機械工学科 2009年3月卒 
平田 泰大さん

高校時代は文系でしたが、自動車開発を志し理系へ転向、機械工学科自動車コースで学びました。入学当初は知識面での遅れを感じつつも、仲間と協力しながら実践的な学びを重ね、豊富な実験や設計の経験を通じて力を培いました。インターンシップで出会った企業が第一志望となり、卒業後の就職につながったことも大きな転機となりました。現在は株式会社HakobotのCTOを務め、公道を走行できる自動配送ロボットをはじめとする製品を設計・開発。社会課題の解決や安全で効率的な物流インフラの実現を目指し、ものづくりの発展に挑戦しています。

社会で活躍する

日本大学生産工学部は、日本の大学でオンリーワンの学部として、独自の視点と国際的な視野に立って、ものづくりの全体を俯瞰できる「経営がわかる技術者」を育成しています。生産工学部で学んだことは、社会に出てからのさまざまな場面で役立ちます。そして、生産工学部で学んだ人材を社会が必要としているのです。学んだことを活かせる仕事が、世の中にはたくさんあります。

経営や戦略がわかる技術者として

生産工学部では、生産工学系科目を全学科に設置しており、ものをつくる上で欠かすことができない「全体を俯瞰する力」を養います。つまり、技術だけでなく、技術を使う上で必要なマネージメントやワークフローの構築を行うことが理解できる人材が育っています。経営者の視点に立てる技術者は、既存プロジェクトの問題解決から新規プロジェクトの立ち上げまで、さまざまな場面で必要とされます。

技術のわかる管理者として

経営・マネージメントについての知識を持ち、同時に技術もわかる人材を育ていることも生産工学部の大きな特徴です。例えば、企業でマーケティングを行うとき、商品を企画するとき、営業をするとき、人事労務を担当するとき。そのような場合でも、ものづくりの現場で行われていることが理解できるのであれば、貴重な人材として活躍することでしょう。

卒業生の就職状況について

生産工学部の卒業生がどのような進路に進んでいるのか。就職先の業種などについて紹介します。

教育者になる

教育者になる

生産工学部で学んだことを活かして、新しい人材を育てる道があります。
生産工学部では教員免許状の取得に必要な授業科目を受講できる「教職課程」が設置されています。
つまり、生産工学部でものづくりと経営について学びながら、学校の先生を目指すことも可能です。取得できる免許状の教科は、数学・理科・情報・工業です。

取得できる教員資格

中学校教諭1種免許状

  • 数学
  • 理科

高等学校教諭1種免許状

  • 数学
  • 理科
  • 情報
  • 工業

※取得できる免許状は、専攻する学科によって異なります。

研究を究める

みなさんは「大学院」にどんなイメージを抱いているでしょうか。日本大学大学院生産工学研究科は、優れた研究者と研究環境、そして社会との力強いパートナーシップにより、生産工学に関連する研究にまい進できる場所です。

大学院で研究にまい進する

大学院では、より高度で応用的な科目を学び、専門分野における応用力、研究能力を高めることができます。そして学びを通じて、未来を切り開く豊かな創造力を養うことができる場所です。

生産工学研究科は、博士前期課程(修士課程)2年と、さらにその上の博士後期課程(博士課程)3年で構成されています。大学院学生は授業を受けるだけでなく、指導教授と一緒になって研究活動に励み、その成果を学会などで発表していくという活動を行います。学部の卒業研究に真剣に取り組んだ多くの学生が、より深く研究に取り組みたいという希望を持って、大学院へ進学しています。

研究室のご紹介

研究室でどんな研究が行われ、それが社会でどんなふうに応用されているのか。その内容について紹介します