世界中のどこでも活躍できる、
たくましい技術者になるために。

英語より、大切なこと

赴任先では、現場を監督するマネージャーとして工場の建設に携わっています。日本人、現地のスタッフを含め、総勢100名前後の現場で品質や工程、安全の管理を行うのが主な仕事です。ここで求められるのは、現地の人とコミュニケーションを密に行いながら、的確な指示を出すこと。現場をスムースに動かすためには何よりもコミュニケーション能力が必要とされます。それは英語力という意味ではありません。もちろん語学力はある程度必要です、けれどもっと大切なことは何をどう伝えるかだと思います。

土地の風土や国民性を理解する

赴任当初は現地の人とのコミュニケーションがうまくいかずイライラすることもありました。言語が通じないということではなく、時間に対する意識や仕事への姿勢の面で日本人の感覚で臨むとうまくいかない。よくよく考えると育ってきた環境が違うのだから無理もない。それに気づいてからは、それぞれの土地の風土や国民性を理解した上で、時々に応じた“伝え方”を工夫しています。

土地の風土や国民性を理解する

赴任当初は現地の人とのコミュニケーションがうまくいかずイライラすることもありました。言語が通じないということではなく、時間に対する意識や仕事への姿勢の面で日本人の感覚で臨むとうまくいかない。よくよく考えると育ってきた環境が違うのだから無理もない。それに気づいてからは、それぞれの土地の風土や国民性を理解した上で、時々に応じた“伝え方”を工夫しています。

確かな技術をもつ人材育成を目指して

技術力という面でも、こちらでは例えば建物を作る場合、コンクリートはこう作るというところから教えなければいけない。なぜこうするべきかという部分から人材を育てます。そのためには教える側も技術の根本が分かっていないと教えられない。だからこそ学び直すことも多く、日本にいた時より技術者である自分を意識します。今では少しずつ人材が育ち、将来的には現地の人だけでも清水品質の建物を作りあげられる確かな技術をもつ人材育成を目指しています。

今をしっかりこなす

大切なのは人との関わりを築くこと。例えば大学の研究室はひとつの小さな社会だと思うんです。いろんな世代がいて、みんなで論文を仕上げる。そこにどれだけのめり込めるか。それが出来れば社会に出てもやっていける。もっと時間が経てば、海外というのはごく普通の環境になってくるでしょう。そうした時に今どうあるべきかを考えておくことは大切です。英語の勉強もしていればいいし、勉強プラス英語しか喋れない環境がどこかにあればそうゆうところに飛び込むのもいい。これから技術者を目指すみなさんには、そういった国際社会に向けた下地を作っておくといいのかなと思います。

今をしっかりこなす

大切なのは人との関わりを築くこと。例えば大学の研究室はひとつの小さな社会だと思うんです。いろんな世代がいて、みんなで論文を仕上げる。そこにどれだけのめり込めるか。それが出来れば社会に出てもやっていける。もっと時間が経てば、海外というのはごく普通の環境になってくるでしょう。そうした時に今どうあるべきかを考えておくことは大切です。英語の勉強もしていればいいし、勉強プラス英語しか喋れない環境がどこかにあればそうゆうところに飛び込むのもいい。これから技術者を目指すみなさんには、そういった国際社会に向けた下地を作っておくといいのかなと思います。