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教育の特徴・
カリキュラム
生産工学部のカリキュラムは、教育目標(教育研究上の目的)に則し、調和のとれた効果的でなおかつ一貫した教育を実現するために、「全学共通教育科目」「教養基盤科目」「生産工学系科目」「専門教育科目」の4つの分類による有機的な科目構成で成り立っています。
工学系の授業科目を効率よく履修するためには、基礎的なものから応用へと知識を積み重ねていくことが必要です。本学部では、1年次から4年次まで年次を追ってこれらの授業科目を受講しやすいように、有機的・体系的に設置しています。また、大学ならびに学部は正規のカリキュラム以外にも多様な学習の機会を提供しています。
全学共通教育科目
初年次教育は、新入生に最初に提供されることを強く意識したもので、高校までの「勉強」を大学での「自主的な学び」へと転換するために必要となる「大学生らしい学修スキル及び学修態度」を習得することや、学生同士のつながりを深めると共に、学生と教員との距離を縮め、大学に定着するきっかけを作ることで「自校への理解と意識」の向上を図ることを期待する要素を含んでいます。こうした観点から、日本大学では、学びを始める新入生への意識づけやスタディ・スキルの涵養を目的とした全学共通教育科目として、「自主創造の基礎」及び「日本を考える」を開講しています。
教養基盤科目
考える力を養うリベラルアーツ教育により、与えられた問題の正解を求めるのではなく、正解のない課題に対して、その可能性や解決策を自ら考え抜く力を身につけるための素地づくりを行います。教養基盤科目は、「教養科目」、「国際コミュニケーション科目」、「基盤科目」、「横断科目」に分類されます。
生産工学系科目
本学部の特徴の一つでもある経営・管理が理解できる技術者を育成することを目的に学部創設時より設置している授業科目です。
経営・管理系の生産工学科目とその総合的演習として位置づけられる生産実習が開講され、「生産実習」は、大学で学んでいる知識が社会でどのように利用されているかを、企業や公的機関等における実習体験から学び取り、総合的知見に富んだ技術者を育てることを目標にしています。
専門教育科目
工学教育の各分野に不可欠な専門科目で、専門工学科目と実技科目に分けて編成しています。専門工学科目は専門教育の講義を主体とする科目で構成し、実技科目は実験実習・設計製図など体験的学習を通じ、講義を理解し応用力をつけるための総合科目で構成しており、卒業研究、ゼミナールなども含まれています。各学科内のコースに特徴的な科目も設置しています。
専門教育の特徴
生産工学部の専門教育は、専門工学の高度化と学際化に対応して、基礎重視型教育に転換する一方で、コース制の導入による個性化教育を行っています
- コース制により専門教育の多様化を図り、学生の個性と応用能力を養うとともに、少人数による教育効果の向上を目指しています。また、土木工学科並びに建築工学科では学科全体がJABEE認定、電気電子工学科、応用分子化学科並びに数理情報工学科ではJABEE認定コースを設置しています。
- 所属する学科の専門知識に留まることなく、幅広い視野を育むという視点から、他の専門分野の学科目について履修し単位を取得した場合、所属学科の専門教育科目の単位として認定する制度を用意しています。
- コンピュータネットワークの整備とコンピュータ教育の強化により高度情報化社会で必要とされる技術者を育成します。
資料・カリキュラムのダウンロード(PDF形式) 資料・カリキュラムのダウンロード (PDF形式)
学習の手引き
授業科目表
※ 入学年度によってカリキュラムが異なります。