プレッシャーに弱い自分に気づいた 創生デザイン学科 スペースデザインコース 3年 瀧澤 静さん 千葉県立市川工業高等学校出身 生産実習先 株式会社 chord ヨーロッパから仕入れたアンティーク雑貨やインテリア家具の輸入販売、インテリアや什器のデザインを行っている。

高校、大学で学んだ知識が生かせる

実習先を、正直どこに行こうか決めかねていた私を見て、研究室の先生が薦めてくださったのが、家具の輸入販売を行っている「chord(コード)」という企業です。ものづくりやインテリア家具に興味があり、高校の時からインテリア科で学んできた私。いままで培った知識や技術が生かせると思い、実習先に決めました。実習に行く前には、先生や昨年同じchordで実習を経験した先輩から具体的な作業の内容や服装についてアドバイスをいただきました。

初めての経験だからこそ、学ぶことも多い

実習に伺ったのは8月中旬から。最初の2日間は、撮影された商品の画像を、パソコンを使って本物に近い色味に修正する作業を行うことに。商品が店舗よりも、ネットで売れることが多いため、掲載する写真が一番重要なんだそうです。初めての経験も多く、アンティーク家具の汚れや破損を修繕する作業もそのひとつ。紙ヤスリで研磨をして、塗料で色をつける。こんなにキレイに直るんだ!ってびっくり。梱包ひとつとっても、絨毯やシャンデリアなど商品によって注意すべきポイントが違うと知って、とても勉強になりましたね。

「頼まれたものをつくる」という責任感

chordは、店舗の内装や什器のデザインも行っているのですが、私が伺っていた時には美容室から特注の大鏡の依頼がありました。「つくったから売る」のではなく「これが欲しいと頼まれたからつくる」。だからこそ、失敗はできない。作業を少し手伝わせていただきましたが、鏡を傷つけちゃったらどうしようってすごく緊張しました。実際の現場を体験して一番気づいたことは、誰かのために何かをつくるというプレッシャーに自分が弱いということ。仕事をする上での責任感を目の当たりにしたからかもしれません。でも、この経験が、これからどのような道に進むべきかを考える、大きなきっかけになったと思います。実習後はレポートをまとめ、創生デザイン学科を代表して、企業の方々の前でプレゼンテーションを行うことになっています。中身の濃い発表にしたいですね。

生産実習ドキュメント

プレッシャーに弱い自分に気づいた 創生デザイン学科 スペースデザインコース 3年 瀧澤 静さん 千葉県立市川工業高等学校出身 生産実習先 株式会社 chord ヨーロッパから仕入れたアンティーク雑貨やインテリア家具の輸入販売、インテリアや什器のデザインを行っている。

高校、大学で学んだ知識が生かせる

実習先を、正直どこに行こうか決めかねていた私を見て、研究室の先生が薦めてくださったのが、家具の輸入販売を行っている「chord(コード)」という企業です。ものづくりやインテリア家具に興味があり、高校の時からインテリア科で学んできた私。いままで培った知識や技術が生かせると思い、実習先に決めました。実習に行く前には、先生や昨年同じchordで実習を経験した先輩から具体的な作業の内容や服装についてアドバイスをいただきました。

初めての経験だからこそ、学ぶことも多い

実習に伺ったのは8月中旬から。最初の2日間は、撮影された商品の画像を、パソコンを使って本物に近い色味に修正する作業を行うことに。商品が店舗よりも、ネットで売れることが多いため、掲載する写真が一番重要なんだそうです。初めての経験も多く、アンティーク家具の汚れや破損を修繕する作業もそのひとつ。紙ヤスリで研磨をして、塗料で色をつける。こんなにキレイに直るんだ!ってびっくり。梱包ひとつとっても、絨毯やシャンデリアなど商品によって注意すべきポイントが違うと知って、とても勉強になりましたね。

「頼まれたものをつくる」という責任感

chordは、店舗の内装や什器のデザインも行っているのですが、私が伺っていた時には美容室から特注の大鏡の依頼がありました。「つくったから売る」のではなく「これが欲しいと頼まれたからつくる」。だからこそ、失敗はできない。作業を少し手伝わせていただきましたが、鏡を傷つけちゃったらどうしようってすごく緊張しました。実際の現場を体験して一番気づいたことは、誰かのために何かをつくるというプレッシャーに自分が弱いということ。仕事をする上での責任感を目の当たりにしたからかもしれません。でも、この経験が、これからどのような道に進むべきかを考える、大きなきっかけになったと思います。実習後はレポートをまとめ、創生デザイン学科を代表して、企業の方々の前でプレゼンテーションを行うことになっています。中身の濃い発表にしたいですね。

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