ロボットエンジニア育成実践プログラム Robo-BE【ロボビィ】

創造力+実現力で
これからの社会をつくる
ロボットエンジニアへ

AI(人工知能)が搭載されるなど、
飛躍的な進歩を遂げているロボット開発。
これから社会で期待される先端技術を習得し、
創造力と実現力を兼ね備えたエキスパートを目指す
2年半のプログラムです。

プログラムの主な特長

ロボット技術に
「触れる」「作る」「創る」

ロボット技術を2年半で段階的に学べるプログラムです。1年次は直接ロボットに「触れる」、2年次は基礎を学びながら実際にロボットを「作る」、そして3年次は人工知能を搭載したロボットを「創る」という流れで進みます。修了後の4年次には、研究センターなどで知識を深め、卒業研究に活かす道も拓かれています。

9学科の視点から
「実践的なロボット活用」を考案

ロボットは、作る側の技術と使う側の発想を融合させることにより、あらゆるシーンで活躍することができます。生産工学部の9学科の学生が受講することで、各学科で学ぶ専門分野の基礎に他の学科の学問領域が加わり、多種多様なニーズに応えるための多角的な視点や融合的な思考を養います。

注目の教育コンテンツ

「AI×ロボット」をテーマに取り組む
製作実習

人工知能、特に機械学習について学べるカリキュラムや教材の多くはシミュレーションを中心としたものですが、Robo-BEプログラムではシミュレーションによる機械学習の理解だけでなく、AIによって制御されたロボットの製作も実践。仮想環境と実環境の違いを体験することで、実践的な技術とは何かを学ぶことができます。

Robo-BEプログラムの流れ

2年半で修了となるロボットエンジニア育成実践プログラムです。ロボットに「触れる」、ロボット製作に必要な基礎を学びながら「作る」、仮想環境と実環境を融合させたAI教育の実践を通してロボットの未来を「創る」という3つのステップで段階的にロボット技術を習得できる構成になっています。

1年次後半 ロボットに「触れる」

科目名

ロボットデザイン入門(後期1単位)
「ロボットの仕組みの体得」

直接ロボットに触れ、「動かす」ことによって、ロボットの仕組みと、動かす上で必要なセンサーや制御などについて体得。ロボットへの興味・関心をさらに深めながら「モノづくりへの意欲」を高めます。
【使用するロボットキット】LEGO マインドストーム

2年次 ロボットを「作る」

科目名

ロボットデザイン基礎Ⅰ(前期1単位)/
同Ⅱ(後期1単位)「ロボット工学の基礎と演習」

ロボットの製作に必要な理論やプログラミングの基礎を、演習中心の授業を通じて習得。知識や技術だけではなく、「想像力×創造力」を磨くことによって「遊び心」を育みます。
【使用するロボットキット】Raspberry Pi

3年次 ロボットの未来を「創る」

科目名

ロボットデザイン実践Ⅰ(前期1単位)/
同Ⅱ(後期1単位)「ロボットの企画と開発」

ロボットとAIが創る未来のために、AI技術の一つである機械学習に注目して、機械学習の理論、プログラミングをシミュレーションで学び、機械学習を利用した実際のロボットの制御を実践。AIにより制御されるロボットを自分自身の手で創り出す体験を通して、これから社会で期待される先端技術を習得します。

修了後 4年次〜 エンジニアエキスパートを目指して研究を継続

ロボットの実証実験などを行う「With Robot リサーチ・センター」を活用。卒業後の大学院進学を見据えて研究に取り組み、修士号の取得によってエンジニアエキスパートとしてのアピール力を高めることもできます。

修了生Voice

ロボット活用を“経営者の視点”
からも学べるのは大きな魅力。

坂井 湧 さん/機械工学科・機械創造コース 2021年3月卒業/
株式会社LOGiNEX+ https://loginext.jp/

坂井 湧 さん/機械工学科・機械創造コース 2021年3月卒業/株式会社LOGiNEX+

現在手掛けているのは、AGV(無人搬送ロボット)を活用した物流システムの構築です。中国のAGVメーカーと、膨大な商品の管理や入出荷を行う倉庫内での業務効率化や省力化を推進したい日本企業との橋渡し役として、システムの提案から導入後の保守管理までをトータルで行っています。このような業務に、Robo-BEで学んだこと全てが役立っています。なぜなら、ロボットのハードやソフトに関する専門知識に加え、製作体制づくり、部品調達、進行管理など、プロジェクト全体を最適化するマネジメントの手法まで習得できたからです。私は会社の運営にも携わっているため、ロボットの活用方法を経営者やビジネスの視点からも学べたことは大きな収穫でした。

FAQよくある質問と回答をまとめました

履修する場合、学費とは別に費用がかかりますか?
履修するにあたって特別な費用は発生しません。ただし、教材費等の実費は負担していただきます。詳しくはお問い合わせください。
修了するまでの期間を教えて下さい。
2年半で修了するプログラムとなっています。
卒業に必要な単位に含まれますか?
所属している学科・コースによって、含まれない場合がございます。キャンパスガイドにてご確認ください。
複数のプログラムを履修することは可能ですか?
重複して履修することはできませんのでご注意ください。