RESEARCH

機械工学科研究室

栗谷川幸代・渡辺淳士 研究室

自動運転実現に向けた路面摩擦計測システム

次世代の自動車の安全性・運転支援に向けた研究
自動操縦用に導入したEV

次世代の自動車の安全性・運転支援に向けた運動特性や人間の特性等について、実験的・理論的な研究を実施しています。このために、実車実験やドライビングシミュレータ等を用いた実験解析や理論構築、並びにパーソナルモビリティや自動操縦車両等の次世代自動車技術構築を行っています。

社会のこんなところで応用されている

他大学ではなかなか行うことができない実車実験を通して、実際の車両や人間を知るという視点に立ち、そこから理論解析を行える力を身につけるという学修を通じ、社会に通用する学生を育てています。この力を持った卒業生達は、自動車メーカーや部品メーカーにおいて、研究・開発・設計の分野で活躍しています。

前田 将克・鈴木康介 研究室

ものづくりに欠かせない最先端接合技術の開発研究

ものづくりに欠かせない最先端接合技術の開発研究

自動車などを軽量化するため、鉄鋼材料を軽金属や樹脂へ置換し、同時に用いるために異種材料の接合が求められています。異種材料の接合に摩擦攪拌接合や超音波接合をはじめとする材料を溶かさずに接合する技術の研究開発を進めています。

社会のこんなところで応用されている

溶かさずに接合する固相接合技術は、現在では、自動車・鉄道車両・航空機などの輸送用機器、歩道橋などの構造物、スマートホンやパソコンに使用される半導体配線などで使用されています。

平山紀夫・坂田憲泰・平林 明子・染宮聖人 研究室

航空宇宙構造分野で発展した軽量高強度材料の新しい応用展開

航空宇宙構造分野で発展した軽量高強度材料の新しい応用展開

複合材料とは2種類以上の異なる材料を組み合わせ、その素材にはない特性を持たせた材料です。その素材は多岐に渡りますが、私たちはプラスチックをベースとする新たな複合材料の開発・試験・解析を行っています。

社会のこんなところで応用されている

ボーイング787などの航空機構造やロケットのグリッド構造、レースカーからテニスラケットやスノーボード、さらに身近には耐食性を活かしてバスタブの材料だったりします。

野村 浩司・菅沼 祐介 研究室

国際宇宙ステーションでの微小重力環境燃焼実験を目指して日本

国際宇宙ステーションでの微小重力環境燃焼実験を目指して日本
津田沼キャンパスに設置された微小重力実験施設「落下塔」と微小重力環境で燃焼する燃料液滴列

日本大学/ 山口大学/ 九州大学/JAXA/ブレーメン大学/DLR が協力して燃焼実験を行うための装置が、2024年にスウェーデンのエスレンジから小型ロケットで宇宙に打ち上げられます。現在その予備実験を学部キャンパスに設置されている写真の短時間微小重力環境発生施設で行っています。

社会のこんなところで応用されている

研究成果は、ジェットエンジンやディーゼルエンジン内の燃焼シミュレーションの高度化・高精度化に役立てられます。

SPECIAL CONTENTS

生産工学部の学びを知る

野村 浩司:無重力燃焼実験で地球の未来を考える。

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