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前学期(第1・第2クォーター)の授業を振り返って

2020.09.11 お知らせ

前学期(第1・第2クォーター)の授業を振り返って


日本大学生産工学部

 

2020年に入ってから新型コロナウイルス感染症が大きく問題視され始めたなか、4月からの新学期が開始されました。しかし、感染症拡大防止の観点から、予定していたガイダンスや授業の開始を遅らせざるを得ず、また面接授業(対面を伴う授業)が困難であることからオンライン授業へ移行することとし、面接授業を必要とする実験、実習、製図、演習等は後学期に開講時期を移動させました。

第1クォーター、第2クォーターのオンライン授業においては、学生のみなさまやほとんどの教員もその経験が皆無であり、定められたクォーター期間内で授業を実施しなければならないことから、差し当たり始められる準備を整えることができた科目から、少しでも使用経験のある利用可能な機器や環境を用いて早急にオンライン授業を開始いたしました。以前から導入しておりました「学習支援システム」については、可能な限りの増強を図り、また、これを補完するシステムとして「Google Classroom」、さらには「Cloud Campus」を新たに導入することとなり、学生のみなさまには多大なる混乱と御迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします。

学生のみなさまや御父母のみなさまからは、授業の進め方、資料、評価方法やオンライン授業に使用しているシステム、通信環境について多くの御要望や厳しい御意見などを頂戴しております。これらについては授業担当者及び各学科、事務局各課に伝達すると共に、今後の検討課題として真摯に受け止めて対応して参る所存です。

生産工学部としては一日も早く通常の面接授業に戻れることを期待しておりますが、学部内から感染者が発生し、校内がロックアウトされることを避けるよう、最善の策を講じております。

現在の新型コロナウイルス感染症の状況及び第1クォーター、第2クォーターで実施できなかった実験・実習等の授業を考慮しながら、引き続きロックアウトされることを避けつつ、第3クォーター、第4クォーターでは面接授業とオンライン授業を併用して実施して参ります。

みなさまからいただいた貴重な御意見、御要望にお応えしつつ授業を運営し、オンライン授業のシステム運用にも細心の注意を払うよう心がけていく所存ですので、引き続き御理解及び御協力の程よろしくお願いいたします。


以上