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学生のみなさまへ  対面形式での授業再開に向けて 〜新しいキャンパスライフ〜

2020.06.08 お知らせ

学生のみなさまへ
対面形式での授業再開に向けて 〜新しいキャンパスライフ〜


4月に政府から出された「緊急事態宣言」が解除となり、これから少しずつ社会環境も改善に向かうことが期待されるところです。

学生のみなさんには、「新型コロナウイルス感染拡大防止」や「オンライン授業」に御協力いただきありがとうございます。幸い、本学部からの感染者はおらず、みなさんが健康に過ごされていることに安堵しております。本学部では感染拡大防止の観点から、各種行事を中止し、5月11日よりオンラインによる授業を開始いたしました。対面形式の授業や演習・実験も実施できない状況で、みなさんには慣れない方法による授業を強いることとなりました。また、キャンパスへの入構を制限したことにより、学友との交流や教員からの直接指導も受けられない状況です。図書館やITセンターなどの学校施設も使えず、大変御不便をおかけしております。

既にお知らせのとおり、本学部では感染収束の動向を考慮しながら、県境を越える移動が解除される見通しの6月中旬以降より、段階的にキャンパスへの入構制限を解除していく予定です。全学生に「日本大学健康観察システム」の実施を義務づけ、校門ではサーモグラフィーによる体温測定を実施し、人数制限を行った上での入構許可となります。また授業面では、第2波・3波襲来のリスクを考慮した上で、段階的にオンライン授業と一部の演習や実験・実習における対面授業を組み合わせての実施へ移行する予定です。対面授業については、各所の消毒等最善の注意を払い、3密を回避した上で計画しております。大学の準備と社会状況が改善次第、対面形式で実施する演習や実験・実習の科目を連絡させていただきます。今から少しずつ授業出席の準備をお願いいたします。詳細な内容と日程につきましては、決まり次第別途ポータルサイトに掲示しますので御確認ください。

政府の「新しい生活様式」に基づく「新しいキャンパスライフ」の確立が必要とされるところですが、オンライン授業の良いところも確認されてきました。新型コロナウイルス感染症が終息しても、デジタルシフトの流れは変わらないと考えます。本学部では、この流れに沿ったカリキュラムや組織の改革に積極的に取り組む予定です。今後も新型コロナウイルス感染症に適切に対応し、学生間及び教員と学生の交流の場と機会を設けながら、授業体制や環境整備に務めて参ります。

学生のみなさんの健康・安全を第一に考えた本学部の修学環境への取組です。今後も私たち教職員を信頼し、御理解と御協力をお願いします。


生産工学部長 清水 正一