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スペイン・アリカンテ大学 ホアキン・アルヴァド教授が来学 ―ERASMUS+プログラムによる国際連携の深化―

2025.06.02 お知らせ
2025年5月26日から30日にかけて、スペイン・アリカンテ大学(University of Alicante)建築学部のホアキン・アルヴァド教授(Dr.Professor Joaquin Alvado)をお迎えし、国際交流プログラムを実施しました。本学とアリカンテ大学は、欧州連合の教育交流事業「ERASMUS+プログラム」を通じて連携を進めており、今回の来訪はその一環として実現しました。
アルヴァド教授の滞在期間中には、建築教育・カリキュラムに関する意見交換、今後の学生交流の計画協議、スタジオ授業や設計演習への参加など、実践的かつ多角的な交流が行われました。
5月28日には、本学講義棟(37号館)にて特別講演「地中海都市におけるパブリックスペース(Public Space in Mediterranean Cities)」が開催されました。
アルヴァド教授は、スペインをはじめとする地中海沿岸都市の公共空間における設計思想や都市文化について、多数の実例を交えて紹介。都市と人との関係性を深く掘り下げた講演に、学生や教員から多くの関心が寄せられ、講演後には活発な質疑応答が行われました。
また、 最終日には、学部の設計課題の講評会に出席され、学生の作品に対して国際的な視点から丁寧に講評をいただきました。  学生にとっては大変貴重な経験となり、今後の学びへの大きな刺激となりました。
本学では、今後もERASMUS+プログラムを通じて教育・研究の国際連携を深め、グローバルに活躍できる人材の育成を推進してまいります。
 

大学院スタジオ1での東南アジア都市におけるエコ住居計画案への講評の様子

講演会は500人以上の学生と教職員が視聴しました。