GRADUATE SCHOOL

土木工学専攻

土木工学について

土木工学は国土の保全をはかり文明の基盤を建設する技術です。生産、流通、エネルギー、都市、環境、レクリェーション等に関する公共的な施設を計画、設計、建設、維持管理することが土木技術者の主要な任務です。

これからの土木技術者、すなわち、建設をマネジメントする技術者には地球環境や地域社会についての正しい理解、生態系や景観についての認識、市民生活の安全や快適性確保に関する責任感などが要求されます。

土木工学専攻は土木工学に係わる研究者、建設プロジェクトの総合的プランナー及び建設事業に従事する指導的技術者の養成を目指しています。

土木工学専攻では、土木工学の特性に合わせた独自のカリキュラムに従い教育研究指導を行っています。博士前期課程では学部教育につづいて、より高度な専門的学識を授け、指導教員による個別研究指導によって将来、企業や官公庁において指導的技術者として問題に対応できる能力を与え、同時に研究者としての研究に関する基礎的素養を与えること、博士後期課程では指導教員の指導のもとに博士論文作成のための研究実験を中心として、独立した研究者としての独創的研究開発の能力を養成することを目的としています。

最近の土木工学の分野はますます高度化、多様化、国際化しつつあり、それだけ大学院修了生に対する企業等の期待は高まっています。

本専攻ではこのような期待に応えられるような専門家としての学識、研究能力の開発に重点をおき、具体的には構造、水工、土質、材料、衛生、計画の各分野に分け、複雑に組み合った課題に取り組めるよう配慮しています。現在、博士前期課程の定員は20名、学部の場合と異なり少人数の教育体制をとっています。また、大学としても博士学位取得を奨励しているのでできるだけ多くの院生諸君が博士後期課程に進学し、学位取得に挑戦することを期待します。

教育研究の目的・ポリシー

博士前期課程

教育研究の目的

土木技術をはじめ地球環境や生態系の保存、安心・安全な地域社会や市民生活などについて高度な専門的知識を教授する。そしてこれらの学識と、教員の個別指導による研究活動を通じて、国際的視野に立ち、企業等において技術的課題に挑戦できる指導的技術者を養成するとともに、研究者として自立できる人材開発をする。

 

ポリシー

ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー

博士後期課程

教育研究の目的

土木工学分野における高度かつ複合的な研究課題に取り組めるように、指導教員の指導のもとで、土木工学の専門家として論理的な現象把握による研究遂行能力とともに独創的研究能力を持つ人材を醸成する。

 

ポリシー

ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー

主な研究例

  • 「荒廃した日本」にしないための技術開発の取組
  • 道路橋の補修・補強技術の開発および維持管理に関する研究
  • 砂礫の粒度分布推定手法に関する研究

研究者の紹介

※さらに詳細な研究テーマ、キーワード、論文などは、研究者氏名をクリックしてください。

青山 定敬:Sadayoshi Aoyama

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 衛星データによる災害被害判読に関する研究、衛星データによる海岸林の生育評価
外部活動 千葉県森林審議会委員、千葉県農林公共事業評価審議会委員、JAXA人工衛星データの水害への活用検討WG委員

秋葉 正一:Shouichi Akiba

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 土質・舗装材料の材料評価、アスファルト舗装廃材・産業副産物のリサイクル
外部活動 国士交通省社会資本整備審議会専門委員

鵜澤 正美:Masami Uzawa

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 環境負荷を低減したコンクリート製品に関する研究、超高強度コンクリートの超高強度発現メカニズムの解明、未利用資源のコンクリート混和材への適用性に関する研究

小田 晃:Akira Oda

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 天然ダムの決壊、流砂量計測手法の開発、粒径推定手法の開発
外部活動 社団法人砂防学会新潟県中越地震土砂災害調査研究委員会委員、千葉県作田川流域懇談会委員長

佐藤 克己:Katsumi Sato

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 下水道施設の維持管理・ストックマネジメントに関する研究、労働環境の改善に関する研究
外部活動 文部科学大臣表彰審査委員会科学技術審査部会委員、日本技術士会社会委員会委員、和歌山県汚水処理普及率向上検討会委員長、千葉県建設工事総合評価委員会委員

澤野 利章:Toshiaki Sawano

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 粒状物体により構成される層状構造体の非線形せん断振動応答実験研究、鉄筋コンクリート部材の繊維シート補強に関する研究、構造物の免震装置に関する研究
外部活動 土木学会関東支部技術情報部会幹事

鷲見 浩一:Hirokazu Sumi

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 市町村の防災対策の調査と災害対応力の育成に関する研究、斜降渦の平面的な分布特性に関する研究、堤体の構成材の相違による人工リーフの断面変化に関する研究
外部活動 土木学会海洋開発委員会委員、土木学会論文集編集委員会委員、土木学会技術推進機構継続教育実施委員会委員、土木学会教育企画・人材育成委員会幹事長兼委員

高橋 岩仁:Iwahito Takahashi

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 高塩分濃度対応の活性汚泥法に関する研究、竹資材を用いた緑化基盤材の検討、下水道資源の有効活用技術に関する研究
外部活動 千葉県建設工事総合評価委員会委員、千葉県県土整備公共事業評価審議会委員、千葉県下水道公社建設工事総合評価委員会委員、習志野市環境審議会委員

武村 武:Takeshi Takemura

職名 教授
学位 博士(学術)
研究テーマ 水圏環境の評価、粗度による流れの変化の評価、水圏における植生動態の定量的評価
外部活動 土木学会 2級技術者資格委員会委員

野中 崇志:Takashi Nonaka

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 時系列衛星画像を用いた被災情報の抽出、衛星による湖の解氷日推定手法の開発、航空機レーザデータを用いた3次元森林構造の解析、合成開口レーダの干渉解析によるセンサ特性の評価
外部活動 琉球大学法文学部非常勤講師、大規模災害衛星画像解析支援チーム委員、日本、リモートセンシング学会事務局委員、日本リモートセンシング学会広報委員

保坂 成司:Seiji Hosaka

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 下水道管の老朽化予測および異状発生予測に関する研究、耐硫酸コンクリートに関する研究
外部活動 (公社)日本下水道管路管理業協会JIS A 7501(下水道管路維持管理計画の策定に関する指針)改正原案作成委員会委員長、(公社)日本下水道管路管理業協会試験委員会委員長、(公社)土木学会関東支部学会認定技術者資格試験実施部会幹事、(一財)建設業振興基金登録基幹技能者制度推進協議会委員

水口 和彦:Kazuhiko Minakuchi

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ RC部材の劣化診断と補修・補強技術、凍害・塩害を受けたRC床版の劣化損傷評価、輪荷重走行疲労試験によるRC部材の耐疲労性評価
外部活動 土木学会鋼構造委員会委員、土木学会JABEE技術者プログラム審査委員会オブザーバー、科学技術振興機構A-STEPトライアウト専門委員

森田 弘昭:Hiroaki Morita

職名 教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 下水道資源の有効活用技術に関する研究、地下インフラ技術の海外展開に関する研究
外部活動 環境技術学会 編集委員、国土交通省 PPP/PFI委員会委員長、浜松市 PFI検討専門委員会委員長、(公社)下水道協会 再生と利用編集委員会委員長、ベトナム委員会委員長、農林水産省 バイオマス専門検討委員会委員

朝香 智仁:Tomohito Asaka

職名 准教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 合成開口レーダによる土木構造物の変位量推定、衛星データによる数値地形モデルの作成と応用、UAVレーザおよびマルチスペクトルカメラによる樹勢評価、気温分布と都市計画との時空間おける関係性
外部活動 日本リモートセンシング学会学術委員、日本リモートセンシング学会事務局員、静岡県/三保松原「羽衣の松」及び周辺の老齢大木保全に向けた土壌調査、助言および調査員、(一社)地理空間情報推進協会 副代表理事

加納 陽輔:Yousuke Kanou

職名 准教授
学位 博士(工学)
研究テーマ 舗装材料の持続的利用、アスファルトの若返り技術、舗装材料の老化予測
外部活動 (社)土木学会:舗装工学委員会、舗装工学論文集編集小委員会、舗装工学環境小委員会、舗装工学環境分科会、舗装工学振動分科会、土木技術映像委員会、映像アーカイブ小委員会、 e-learning運営小委員会等における委員・幹事・幹事長、(社)日本道路協会:国際会議(ISAP)論文委員会、舗装技術海外特別委員会等における委員および幹事