GRADUATE SCHOOL
社会人特別選抜
趣旨
本大学院は、50年以上の長い歴史を持ち、高度の専門性を有する多数の修士(博士前期課程)と高度な研究能力をもった博士(博士後期課程)を社会に輩出してきました。産業界、教育・研究機関に浸透し、その活躍は広く認められています。しかもこの間に社会は多様な変化を受け、科学・技術分野の学際化・高度化は急速に進展してきました。
本選抜は、社会で活躍している技術者・研究者を博士後期課程に受け入れ、リフレッシュ教育として技術革新に対応できる新技術の体系や基礎理論の修得の場を与えようとするものです。
本選抜による入学者は、現在所属の機関(企業など)を退職することなく研究教育を修了し、博士(工学)の学位を取得することができます。
将来、その活躍の場を広げられることを望まれる社会人研究者・技術者が本選抜に関心をもたれ、多数応募されることを望みます。
募集要項
出願資格
次の①から⑧のひとつに該当する資格を有する者で大学、研究所等において2年以上研究に従事した者もしくは科学・技術関係の分野で2年以上の業務に従事している者とする。
- ①修士の学位若しくは専門職学位を有する者
- ②外国において修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者
- ③外国の学校が行う通信教育における授業科目をわが国において履修し、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者
- ④わが国において、外国の大学院の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了し、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者
- ⑤国際連合大学の課程を修了し、修士の学位に相当する学位を授与された者
- ⑥外国の学校、第4号の指定を受けた教育施設又は国際連合大学の教育課程を履修し、修士論文又は特定課題の研究成果の審査と試験の合格に代える審査に相当するものに合格し、修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認められた者
- ⑦文部科学大臣の指定した者
大学を卒業し、又は外国において学校教育における16年の課程を修了した後、大学、研究所等において2年以上研究に従事した者で、本大学院において、当該研究の成果等により、修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者 - ⑧本大学院において、個別の入学資格審査により、修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者で、24歳に達した者
科学・技術関係の分野で2年以上の業務に従事し、かつ業務経験を証明する書類により修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認められた者
募集専攻及び人員
機械工学専攻、電気電子工学専攻、土木工学専攻、建築工学専攻、応用分子化学専攻、マネジメント工学専攻、数理情報工学専攻の各専攻につき若干名
受験資格の書類審査
受験資格の審査を実施します。
①書類審査に必要な書類
(1)出願資格①②③の志願者
ア 受験承諾書(所属機関の長の承諾書)
イ 推薦書(所属の長又は指導的立場にある者が作成)
ウ 研究実績調書(在職中の研究内容)
エ 研究計画書
オ 履歴書
(2)出願資格④⑤⑥の志願者
上記(1)ア~オの書類及び研究業績を証明する資料(学術論文、著書、研究報告書、特許等)の他に進学の目的に関する小論文(1,000字)を提出しなければならない。
(3)出願資格⑦、⑧の志願者
上記(1)ア~オの書類及び研究業務経験を証明する資料(学術論文、著書、研究報告書、特許等)を提出しなければならない。
②提出期間
- 第1期:令和6年4月19日(金)~4月25日(木)
- 第2期:令和6年12月9日(月)~12月13日(金)
③提出先
日本大学生産工学部教務課(大学院係)≪必着≫
〒275-8575 千葉県習志野市泉町1-2-1
④審査結果発表
- 第1期:令和6年5月31日(金)
- 第2期:令和7年1月27日(月)
※ 審査結果は、各自に郵送で発送する。
※ 合格した者は、出願の手続きをする。
出願手続
出願書類
- ①Web登録期間内に、日本大学大学院生産工学研究科Web出願サイトにアクセスし、e-mailアドレスの登録、志願情報の入力、顔写真の登録を行ってください。アクセス方法及び志願情報等の登録手順は、別紙「日本大学大学院生産工学研究科Web出願サイトの利用手順」を参照してください。
Web出願サイトへの必要事項の登録が完了すると、「(1)入学志願票」と「封筒貼付用シート」をプリントアウトできるようになります。 - ②出願期間(出願書類提出期間)内に、市販されている封筒に「封筒貼付用シート」を貼付し、「(1)入学志願票」と以下の書類((2)~(4))を封入の上、必ず簡易書留で郵送(必着)するか、日本大学生産工学部教務課(大学院係)窓口へ直接持参してください。
- (1) 入学志願票(Web出願サイトよりプリントアウトしてください)
- (2) 最終出身校の成績証明書
- (3) 最終出身校の卒業(修了)証明書
- (4) 外国籍の者は「在留カード(表面・裏面)の写し」
- (5) 入学検定料 35,000円(ゆうちょ銀行発行の普通為替証書)
※受取人・住所氏名欄及びおところ、おなまえ欄は無記名のまま同封してください。
【提出先】
〒275-8575
千葉県習志野市泉町1-2-1
日本大学生産工学部教務課(大学院係)
TEL: 047-474-2225
※Web出願サイトでの登録だけでは正式な出願手続完了とはなりません。出願書類が本学で受理されて初めて正式な出願となりますので、必ず出願書類を簡易書留(出願締切日必着)で郵送してください。
※本学に入学を志願する方で、身体の機能に著しい障がいのある方は、受験及び修学が不可能な場合がありますので、出願前のできるだけ早い時期に日本大学生産工学部教務課(大学院係)にお問い合わせください。
Web登録期間
第1期:令和6年6月3日(月)~6月20日(木)
第2期:令和7年1月27日(月)~2月6日(木)
出願期間(出願書類提出期間)
第1期:令和6年6月14日(金)~6月20日(木)≪必着≫
第2期:令和7年1月31日(金)~2月6日(木)≪必着≫
※窓口受付時間(10:00~17:00)
選考方法
- ①出願書類及び面接による口述試験をもとに研究能力を総合的に判定して合格者を決定する。
- ②口述試験には、提出された研究実績調書(または研究業務経験を証明する資料)、研究計画書、関連する専門科目及び英語を含む。
- ③必要な場合には、筆記による英語の試験を実施することもある。
試験日
- 第1期:令和6年7月6日(土)
- 第2期:令和7年2月21日(金)
合格発表日
- 第1期:令和6年7月16日(火)
- 第2期:令和7年3月4日(火)
※合格発表はホームページに掲載の上、合格者には郵便にて通知します。
入学手続期間
- 第1期:令和7年1月14日(火)~2月14日(金)
- 第2期:令和7年3月4日(火)~3月21日(金)
- 詳細は合格通知に同封する入学手続き要項を参照してください。
- 出願資格を「見込み」で出願し、入学時までに大学院入学資格を得られなかった場合は、入学が許可されません。
- 出願資格を「見込み」で受験し、本学への入学手続き完了(入学時納入金を全額納入)した後に、入学時までに大学院入学資格を得られなかった場合、入学許可は取り消しとなります。その際、入学時納入金から入学金を除いた金額(諸会費を含む)を返還します。
学費
項目 | 入学時納入金 | 9月納入金 | 摘要 |
---|---|---|---|
入学金 | (学外)200,000円 | 学外者のみ納入 | |
授業料 | 315,000円 | 315,000円 | 各年次 630,000円納入 |
実験実習料 | 40,000円 | 40,000円 | 各年次 80,000円納入 |
施設設備資金 | 150,000円 | 150,000円 | 各年次 300,000円納入 |
計 | (学内)505,000円 | 505,000円 | |
(学外)705,000円 | |||
校友会費(準会員) | 10,000円 | 各年次 10,000円納入 | |
合計 | (学内)515,000円 | 505,000円 | |
(学外)715,000円 |
- 表中記載の(学内)は本大学を卒業した者、または本大学院を修了した者となります。
- 1年次後期分以降の納入期限は、後期分9月30日、前期分4月30日となります。
- 奨学金等につきましては生産工学部のホームページをご覧ください。
注意事項
- 試験実施の詳細については、追って通知する。
- いったん提出した書類は理由にかかわらず返還しない。