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2019年度パラグアイ生産実習引率報告

2019.09.06 お知らせ

2019年8月6日から27日まで今年で3回目になるパラグアイ海外生産実習(第1回は2017年)が行われ、今年は2名が参加しました。

主な実習場所は、パラグアイの首都アスンシオンから南に約40kmの場所にあるセントラル県ビジェッタ市に位置する神原氏(本学OB)が経営に参画している日系企業のAstellero Tsuneishi Paraguay(ATP)の工場である。今回の実習内容は工場内の安全管理を主とした実習であった。前半の約1週間はアスンシオン国立大学工学部やイタプア国立大学の学生との交流、並びに、パラグアイに進出している日系企業やJICAの視察、日系移住者との交流等が含まれており、異文化に接する絶好の機会となった。

8月6日(火) 日本を出発。

7日(水) アスンシオン大学到着。 10日(土) イタイプダムの視察。
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イタイプダム視察:写真後方に見えるのが余水吐きである。年間で3回ほど放水される。

11日(日) 農場見学とATPの工場見学

農場南部は湿地帯であり、雨季には広い範囲で雨が降り、湿地帯になる。平地で勾配がほとんどなく、水分を浸透しにくい土壌のため溜まった水がパラグアイ川まで流れにくく、作物が育ちにくい点が課題とのことであった。

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ATP工場見学:写真後方は造船所で建造されたバージ(穀物などを運搬するための艀)。

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ATP農場見学:開墾された農地の南端で撮影

12日(月) アスンシオン大学(FIUNA)の校内見学

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13日(火) 矢崎パラグアイ工場の見学

日本パラグアイ学院視察,JICA事務所表敬訪問し、FIUNAとの共同研究テーマについて説明。

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矢崎パラグアイ工場視察
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日本パラグアイ学院視察。

14日(水) イタプア大学表敬訪問

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実習生のスペイン語での挨拶。一番後方は、今回お世話になった神原氏(ツネイシクラフト&ファシリティーズ社長)
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校内見学


15日(木) 日本人移住地ラパスとビラポ視察

日本人移住地ラパスとビラポ視察。農協が3か所に分かれているため、日系ブランドの農作物が出にくい。また、自立して生活ができるため、日系3世4世に対する教育の考えが遅れているようである。
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16日(金)〜19日(月)

16日(金)はチャコ地方(パラグアイ北西部)視察。 17日(土)はチャコ地方の町ロマ・プラタでて農協の乳製品工場視察。ロマ・プラタへの移住の歴史や自然に関する博物館見学 EXPO(地域の博覧会)見学。 18日(日)はロマ・プラタ郊外の塩湖見学とボリビア戦争資料館視察。 19日(月)は農協、農業試験場、牧畜試験場視察。

20日(火) ATPにての生産実習(ガス漏れ検査の実習等)

“pg”生産実習の状況(ラジオ体操)
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生産実習の状況(ガス漏れ検査)。洗剤液を噴霧して、ガス漏れの個所を特定する作業。

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生産実習の状況(ガス漏れ検査)

21日(水) ATPにて生産実習(ガス漏れ検査の実習と場内破損個所の調査)

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始業前の打ち合わせ状況

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前日の残り作業の実施(ガス漏れ検査)

“pg”工場敷地内のコンクリート床版破損個所の検査の様子1
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工場敷地内のコンクリート床版破損個所の検査の様子2

“pg”ガス漏れ検査の取りまとめ1
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ガス漏れ検査の取りまとめ2

22日(木) FIUNAにて共同研究の打ち合わせ

23日(金) 生産実習発表会

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生産実習発表会の様子1

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生産実習発表会の様子2

25日(日) パラグアイ・アスンシオン空港発

27日(火) 成田着




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