再生骨材およびゴミ溶融スラグの構造部材の耐荷力計測システム

  設備構成・定格
   データロガーTDS-530-30
   スイッチボックスISW-50G
   静的計測ソフトTDS-7130
   高強度コンクリート用コンプレッソメータCM-10H

  設備の用途・特色等
   (1)設置目的
    再生骨材およびごみ溶融スラグを利用した構造用コンクリートを建築構造物に適用した場合について鉄筋コンクリート部材の構造実験を行い,
   構造実験における耐荷力を測定することを目的とする。
   (2)特色
    本システムは,再生骨材およびごみ溶融スラグを利用したごみ溶融スラグコンクリートを構造部材へ適用した際,載荷実験時に耐荷力を高速に
   計測するシステムである。データロガーと高速スイッチボックスとの組合せで従来のデーターロガーより大幅に早い最大130点に対し2秒の測定が
   可能となっている。このデーターロガーはオールインワンタイプの静ひずみ測定器で,ひずみゲージおよびひずみゲージ式変換器などの測定が
   可能である。
   (3)用途
    再生骨材およびごみ溶融スラグを利用したごみ溶融スラグコンクリートを用いた鉄筋コンクリート部材の構造実験を行い,その耐荷力を荷重および
   ひずみ・変形を含めて計測する。耐荷力の分析によりごみ溶融スラグコンクリートの普及および実用化の上での問題点を見出すことや,問題点を解決
   するための対策の検討が行える。
   (4)使用責任者
    建築工学科 櫻田智之
   (5)設置場所
    津田沼校舎 32号館105号室