先端材料クリープ試験装置

 


  設備構成・定格
   クリープ試験機 RT-50型(東伸工業(株)製)
    最大負荷容量:5000kg,荷重精度:500〜5000kgの間±0.5%,試験片形状:ラプチャー用 ,平行部径6φ×GL30×全長70mm
    (ラプチャー用),平行部径10φ×GL50×全長120 mm(クリープ用),使用温度:300〜/850度 max:900度

  設備の用途・特色等
   (1)設置目的
    先端材料クリープ試験装置は,先端材料の耐熱強度のもう−つ重要なファクターであるクリープ強度,すなわち先端材料が高温状態で破壊荷
   重以下の荷重を常時受けた場合の強度を明らかにする。
   (2)特色
    コンピュータで制御された温度と荷重によって生じる変位もコンピュータで自動的に計測され,無人実験が可能である。全自動温度調節器による
   高精度の温度分布が得られ,デジタル変位測定器により,高精度のクリープひずみが得られ,実験後のデータ処理や連続表示が可能である。
   さらに,加熱装置に省エネルギー化を図っている。
   (3)用途
    高強度軽合金材料,摩擦圧接された材料,溶接継手,さらにCFRPに代表される繊維強化プラスチック複合材料のクリープ特性を明らかにし,各種
   先端材料のクリープ強度の解明に使用される。
   (4)使用責任者
    機械工学科 邉  吾 一
   (5)設置場所
    津田沼校舎 32号館104号室