第14回 風力発電コンペ WINCOM 2021

WINCOM 2021

エントリーNo. 6

所属
山形県立山形工業高等学校

イケイケ風射クン


使用発電機数: 1

チームの紹介


伊藤駿
遠藤史也

風車のコンセプト


私たちの風車は今までにないものを形にするということを強く考えて作りました。
さらに、データを元に作成していくことで、理論的に根拠のあるもの、そして、同じものをまた作れるということが強みの風車です。
QBladeというものを見たことも聞いたこともなかった私たちは、自分達の力で調べ、測定に必要なレイノルズ数などを自力で求めるとともに、風車を作る中で作ることだけではない、自分達の力を新たにつけることができました。
イラストレーターなど、難しいソフトを使っての作成でしたが、協力して調べて作り上げていく中で、ものづくりの本当の楽しさや本質を感じることができました。

材料の工夫


途中までは、木の枠と障子だけを用いて作成していましたが、強度が足りなく風を受けすぎてしますという問題がどうしても改善が困難だったため、軽くて細い角材と、加工しやすく軽いバルサ材という木材を活用して、羽根の断面の形を形成し、角度をつけていくとこで、大方の形ができています。
また、風を受けるためにスタイルフォームという、発泡スチロールのような素材を加工し、羽根全体を作成していきました。
自分達は軽さと強度に着目して、材料を選んでおり、今までの発想にないような障子で作るなどして、一枚15g程度ととても軽い羽根を作成してきましたが強度が足りず、今回は、バルサ材とスタイルフォームを使い、100程度の羽根となっています。

構造・製作上の工夫


製作していく上で、どうしてもミスが多くなり時間をかけると作業効率が低下してきてしまうので短時間で集中して完成されるようにした。
また、何度ミスをしても同じものを作り出せるよう、データに基づいたものづくりを行った。
データとして、残しておくことで、製作者以外の人が見ても、作成できる、誰でも作り出すことができるということです。
構造としては、風に負けないように竹串を何本か入れることで、強度を高め、さらに、軽量化という点でも、重くならないように、また、羽根の重心が偏らないような、羽根を目指した。

風力発電装置の設計図


製作写真


完成写真