
開催・実施要項
日本大学生産工学部
風力発電コンペWINCOM実行委員会
日本大学生産工学部は,「ものづくり」の素養とデザイン・アイデアに富んだ環境エネルギー機器の性能を競う「第14回風力発電コンペWINCOM 2021」を開催します。WINCOMは,高校生をはじめ,大学生・社会人のグループや個人が独自の発想で風力発電装置を作り,「ものづくり」の楽しさを味わう競技会です。皆さんのすばらしいアイデア,作品を募集しています。今回の競技会はコロナ禍の下での開催のため,WEBにて開催します。生産工学部で風力発電装置を起動し発電量を計測する代わりに,概要を記した書類と紹介動画により製作した装置の出来栄えを審査します。これまでとは異なる応募方法及び審査となりますが,多くのご参加をお待ちしています。
主催:日本大学生産工学部
後援:日本大学生産工学部校友会ほか
開催形式
- WEBでの開催について
今回は,参加者が生産工学部にご参集いただくことができないため,概要と投稿動画をWEB上で公開し審査結果を11月30日(火)にWEB上で発表いたします。 - 概要及び投稿動画のWEB上での掲載について
参加者から提出いただいた概要及び動画はWEB上で掲載しますので,その内容は全世界から閲覧可能となりますことを予めご了承いただきますようお願いいたします。
開催スケジュール
- 参加申込締切り:
- 令和3年10月4日(月)午後5時まで
- 採否結果:
- 申込締切後1週間以内にメールにて連絡(予定)
- 概要・動画提出締切日:
- 令和3年11月1日(月)
- 動画審査期間:
- 令和3年11月18~24日
- 結果発表日:
- 令和3年11月30日(火)
応募資格
- 高校生の部:
高校生のグループまたは個人。指導教員の許可を必ず得てください。 - オープン参加の部:
中学生・大学生(高等専門学校含む)・社会人のグループまたは個人。中学生は,指導教員の許可を必ず得てください。
エントリー方法
- 出場は50チームまでとします。なお,50チームに達した場合,参加申込の先着順とし,1校につき5チーム程度とします。
- 下記から応募票をダウンロードしてご記入の上,参加申込期間内に事務局へメールでご応募ください。
応募票は高校生の部用、オープン参加の部用、オープン参加の部:中学生用の3種類があります。 - 製作補助費:
出場チームには製作費として,高校生チームには1チーム1万5千円と発電機1基を支給(発電機を2基支給希望の場合は1万2千円を支給)します。オープン参加のチームには1チーム1万円を支給しますが発電機の支給はありません。ただし,希望する中学生チームに限り発電機1基を支給します。
発電機は応募後に送付し,製作費は採択決定後に指定口座に送金します。 - 応募・問合せ先
〒275-8575 千葉県習志野市泉町1-2-1
日本大学生産工学部 風力発電コンペWINCOM事務局
E-mail: cit.wincom@nihon-u.ac.jp
ご不明な点は,ご遠慮なくお問い合わせください。
概要の提出
採択決定後,出場チームには風力発電装置の概要を提出していただきます。提出方法は,後日メールでご案内します。主な作成項目は以下の通りです。
- 学校名/グループ名,代表者氏名
- 設計のコンセプト,発電機型式(高校部門は支給品)
- 材料の工夫/構造・作成上の工夫
なお,概要の内容は審査の対象となります。
※(2)(3)の記述に当たっては,特にアピールしたいポイントを必ず明記してください。
紹介動画・写真の提出に関して
今回はWEBでの開催のため,製作した風力発電装置を生産工学部に持ち込む代わりに,紹介動画を提出していただきます。動画では,製作した装置の特長などを紹介いただくとともに,実際の稼働状況を撮影いただき,その性能などを3分以内でアピールしてください。撮影時音楽を入れないこと(著作権上)注意願います。提出方法は,後日メールでご案内します。
表彰について
優秀賞1チーム,日本大学生産工学部校友会賞1チームの他にデザイン賞,アイデア賞,プレゼンテーション賞,日本風力エネルギー学会長井浩記念賞を表彰する予定です。
注意事項
- 出場チーム数に限りがあるため,申込期限前でも参加受付を終了する場合がありますことをあらかじめご容赦願います。
- 動画撮影に関し安全性には十分注意の上行ってください。また,風車が稼働している映像を必ずいれること,映像内に音楽を入れないこと(著作権上)注意願います。高校生以下の参加者は必ず顧問の先生等指導教員監視のもと動画撮影を行ってください。
取材協力のお願い
参加者,受賞者の皆様には,後日取材等お願いする場合があります。何卒御協力いただきますようお願いいたします。
風車作製について参考情報
以下は従来の風車作製についての資料です。次年度以降の風車製作の参考にしていただければと思います。次年度は発電量を競う発電量部門と,エネルギー利用のアイデアを競うエネルギー利用部門を開催する予定です。
【風力発電装置の形状】
- 架台も含めて高さ80cm,幅80cm,奥行き80cmまでとします。回転翼もこの寸法内に収まるように,自由な発想で製作してください。
- 装置は架台も含めて重さ20kg以下とします。また,装置には上方偏向,電磁ブレーキなどシステムを含め,安全性を十分に考慮してください。
- 規格の寸法内に収まるシステムであれば,高校生の部門では発電機は2基までとし,オープン参加では発電機の数に制限はありません。
- 発電量部門では,発電機の端子に長さが30cm以上のリード線を取り付けてください。このリード線の他端に計測装置からのリード線を接続します。
- 整流回路等を付加する場合,基板や回路が確認できるように製作してください。
【材料】
- 使用する材料については,特に制限はありません。
- 高校生の発電量部門で使用できる発電機は,競技の公平を期するため,支給するJIS規格の自転車用発電機に限定します。この支給発電機は,自転車が時速15km走行時に得られる回転数で定格出力(2.4W)に達するものです。
- オープン参加の発電量部門の発電機は,自転車用発電機であればJIS規格品の制限はありません。エネルギー利用部門は自作発電機などを含み,制限はありません。

模式図の受風部はプロペラ型風車ですが,垂直軸型風車や他の型式風車でも構いません。