劣化予測・解析システム
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設備構成・定格
小径コア圧縮専断試験機(PC制御収録処理)
設備の用途・特色等
(1)設置目的
本装置「劣化予測・解析システム」は、「走行振動試験装置」を用いて疲労実験の過程で供試体から、小径コア
(φ20mm〜φ60mm)を採集し、疲労を受けたコンクリートの圧縮強度および弾性係数を計測して、疲労劣化に対
するコンクリート部材の低減度合を評価するものである。
(2)特色
本装置は、「走行振動試験装置」を用いて疲労実験を行っている過程で供試体から小径コアを採集し、疲労を受け
たコンクリートの圧縮強度および弾性係数を計測して、疲労劣化に対するコンクリート部材の低減度合を評価するも
のである。従来の小径コアはφ60mmと大きく、実橋床版からの採集は困難であった。しかし、本装置は、新たに開発
された装置であり、小径コアφ20mmでの圧縮強度と弾性係数の測定が可能となった。そこで、走行振動試験装置」
を用いての疲労実験の過程でコンクリート部材の圧縮域および引張域から小径コア採集して劣化診断を行うもので
ある。また、この装置を用いた劣化診断法を実橋床版の劣化診断にも発展させることも可能である。
(3)用途
小径コンクリートコアの圧縮試験
(4)使用責任者
土木工学科 阿 部 忠
(5)設置場所
津田沼校舎 32号館108号室