登録番号 8 2009 AACC Annual Meeting and Clinical Lab Expo 出張報告書 |
平成21年7月25日
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場所:
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アメリカ合衆国(シカゴ) |
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日時:
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平成21年7月18日〜平成21年7月25日 |
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出張メンバー:
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日本大学生産工学部 環境安全工学科 教授 神野 英毅
同上 助手 小森谷友絵
日本大学大学院 生命工学・リサーチ・センター
PD研究員 根本 浩史
日本大学大学院生産工学研究科 博士前期課程2年 富木 雅義
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出張目的 |
生命工学・リサーチ・センターの研究テーマである「1-3.遺伝子・DNAやその産生タンパク質の配列や発現時の分析学的研究, 1-4.抗原抗体免疫反応による生体情報の分析に関する研究、医工連携による免疫診断薬の開発,1-5.生命工学における臨床診断薬の研究開発」の研究を行ったところ,学会に発表できる良好なデータが得られた。そこで,平成21年7月19日から23日においてアメリカ合衆国イリノイ州シカゴにおいて2009 AACC Annual Meeting and Clinical Lab Expoが開催され,その学会にて発表を行う予定である(発表テーマ:「Study on Production of the Anti-Recombinant α-Toxin Monoclonal Antibody and Applied to Clinical Assay」「Development of a Highly Sensitive Latex Reagent for C-reactive protein by Epitope Analysis Using Monoclonal Antibody」「Latex Turbidimetric Immunoassay Method for Sensitive and High-Throughput Detection of Influenza Virus」)。よって学会発表と研究な必要な最新技術の調査を行うためアメリカ合衆国に出張をした。 |
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出張日程表 |
月/日
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場所
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内 容
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7/18
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成田
↓
デトロイト |
NW12便 18:45 東京・成田空港発
↓
17:30 デトロイト・メトロポリタン空港着
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7/18
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デトロイト
↓
シカゴ |
NW1573便 19:10デトロイト・メトロポリタン空港発
↓
19:25 シカゴ・オヘア空港着 |
7/19
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シカゴ |
2009 AACC 聴講、シカゴ泊 |
7/20
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シカゴ |
2009 AACC 聴講、シカゴ泊 |
7/21
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シカゴ |
2009 AACC 聴講、シカゴ泊 |
7/22
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シカゴ |
2009 AACC 聴講・発表(3題)シカゴ泊 |
7/23
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シカゴ
↓
ミネアポリス |
NW151便 10:56シカゴ・オヘア空港発
↓
12:25ミネアポリス着,ミネアポリス泊
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7/24
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ミネアポリス→ |
NW19便15:20ミネアポリス発→ |
7/25
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→成田 |
→ 17:10東京・成田着 |
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報告事項・所見
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生命工学・リサーチ・センターの研究テーマである生命工学・リサーチ・センターの研究テーマである「1-3.遺伝子・DNAやその産生タンパク質の配列や発現時の分析学的研究, 1-4.抗原抗体免疫反応による生体情報の分析に関する研究、医工連携による免疫診断薬の開発,1-5.生命工学における臨床診断薬の研究開発」の研究を行うにあたり、近年開発された臨床検査に関する装置や試薬の開発が報告される2009 AACC Annual Meeting and Clinical Lab Expo(アメリカ,シカゴ)に参加し、学会発表・聴講を行ってきた。
我々と同様の超高感度を目的とした測定に関し、多くの発表がなされていた、特に興味ある、発表としては、近年発達が目覚ましい、マススペクトロメトリーを使った高感度定量である。さらに遺伝子を用いた検出においては、ハイスループットなシステムが開発され、遺伝子抽出から高感度測定、定量まで一回で検出を行う発表、製品がみられた。また、免疫測定法を利用した高感度測定に関しては、新規な原理の発表はされていなかったが、高感度を目的とした酵素の開発などの発表はみられた。検出感度は、LC/MSの利用においてpg/mlオーダーであり、精度よく測定が可能となっている。MSを用いる測定方法は、新規な方法であり、今後、着目する手法であるといる。
2009 AACC Annual Meeting and Clinical Lab Expoに参加し、臨床診断薬やその測定装置の最新情報を確認し、現在どのようなことが研究され、何が求められているかを確認できた。今後の研究に役立ててゆきたい。
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学会開催にあたるオープニング

発表を行ったポスター(小森谷)

ポスター発表風景

学会での試薬の情報収集

学会会場にて

展示ブースにおける情報収集

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