日本大学生産工学部研究報告A(理工系)第58巻第1号
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Peak (A)Peak (B)Peak (D)Peak (E)Fig. 22 Vibration Shapes of S-7 Peak(A)-(E)Fig. 21 Frequency Characteristics of S-7Table 8 Peak Value of S-7─ 19 ─を22.5度傾けたものとなっている。ピーク(J)は15926.6Hzであり,その振動形状は風鈴の下部が縦と横に交互に伸び縮みする挙動を示し,上部が下部と逆の形を描くような挙動を示す。(J)と対になるようなピーク(K)は16018.3Hzであり,その振動形状は(J)の振動形状を45度傾けたものになっている。ピーク(L)は18531.7Hzである。その振動は風鈴の下部がピーク(C)や(D)と同様に外側に膨らむ点が3か所できる形状を描く挙動の振動を示し,上部は下部と逆の形を描く挙動を示す。ピーク(M)は26053.1Hzである。その振動形状はさらに風鈴上部が細かく振動し,風鈴全体が縦に波打つような挙動を示す。おそらく,風鈴上部に存在する吊り糸を通すための大きな突起部と穴が原因と思われる。また,ピーク(C),(F)および(G)はモード解析では観測できない。り」が生じている。また,レベルは小さいが,20kHz以上の超音波(ピーク(M))が確認できる。ピーク(A)は2828.7Hzであり,その振動形状は風鈴の下部が縦と横に交互に伸び縮みする挙動を示す。ピーク(B)は2868.1Hzであり,その振動形状は,(A)のそれを45度傾けたものになっている。ピーク(D)は7737.1Hzであり,その振動は風鈴の下部が外側に膨らむ点が3か所できる形状を描く挙動を示し,(D)と対となるピーク(E)は7761.0Hzであり,その振動形状は(D)のそれを30度傾けたものになっている。ピーク(H)は14358.6Hzであり,その振動は風鈴の下部が外側に膨らむ点が4か所できる形状を描く振動が起きており,(H)と対となるピーク(I)は14462.4Hzであり,その振動形状は(H)のそれ

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