日本大学生産工学部研究報告A(理工系)第58巻第1号
19/34

Table 7 Peak Value of S-6Peak (A)Peak (B)Peak (C)Peak (D)Fig. 18 Vibration Shapes of S-6 Peak(A)-(D)Side viewView from aboveView from belowFig. 16 3D model of S-6Fig. 17 Frequency Characteristics of S-6─ 17 ─14.5Hz,約2.7倍音であるピーク(C)と(D)とでは81.4Hz,約5倍音であるピーク(E)と(F)では71.2Hz,約5.6倍音であるピーク(G)と(H)では95.6Hz,約6倍音であるピーク(I)と(J)では28.4Hzの周波数差が見られ,それぞれ「うなり」が生じている。また,レベルは小さいが,20kHz以上の超音波(ピーク(G)~(K))が確認できる。ピーク(A)は3829.7Hzであり,その振動形状は風鈴の下部が縦と横に交互に伸び縮みする挙動を示す。ピーク(B)は3844.2Hzであり,その振動形状は,(A)のそれを45度傾けたものになっている。ピーク(C)は10201.9Hzであり,その振動は風鈴の下部で外側に膨らむ点が3か所できる形状を描く挙動を示し,(C)と対となるピーク(D)は10283.3Hzであり,その振動形状は(C)のそれを30度傾けたものになっている。ピーク(E)は18860.6Hzであり,その振動は風鈴の下部で外側に膨らむ点が4か所できる形状を描

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る