日本大学生産工学部研究報告A(理工系)第57巻第2号
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GZGZGεGθGZεGλε・−−=−λZZAAλ´)ZA, −´)Zε, ε+Gρε+Gλθ+Gρθ ∫dσ{(ε1−ε0λ)ℛ−ε0ρ𝒮}, ≔∫dσ{ ε0uλ+ε1λ´+(ε・0−ε´1)λ≔は≔≔Z−λBδ(σ−σ~), δ AAδ(σ−σ~), δ B12・+θ´λ)𝒮 A=0 , i2i2Aは互いに共役な変数の組とみるこ−ZHT=∫dσ(−λℛ−ρ𝒮+uλφλ+uρφρ) ・A=−λZ´A+i(ρ+´−i(ρ−=uλ, ρ・=uρ. A, i2・λ=𝒮 ~,𝒮は,~=ℛ, 𝒮∂{ℛ(σ),ℛ(σ~)}D=(ℛ(σ)+ℛ(σ~))∂σ~束量ℛ~ℛi2−となる。式(33)と式(27)より,ZA,ZA,λ,ρの正準・方程式fφρ,ℛ,𝒮の間の0でないディラック括弧は∫dσ(ε0uρ+ε1ρ´+ε・0ρ+ε´0λρ)φρ, ≔∫dσ θ𝒮, ≔∫dσ(θ≔Bδ(σ−σ~), 12GρεGZθ−B(σ~)}D=−iδ A{ ZA(σ),Z{ λ(σ),Pλ(σ~)}D=δ(σ−σ~), { ρ(σ),Pρ(σ~)}D=δ(σ−σ~). 一般に,ディラック括弧を使う限りは第2類拘束GρθZA=0 . φA=PA−φA=P∂∂σ4.結論−−B(σ~)}D=A(σ),P{ Z─ 16 ─δ(σ−σ~), (30)δ(σ−σ~), (35)(36)(37a)(37b)(37c)(37d)(37e)(38)(39)(40)(41)−A+{ f(σ),g(σ~)}P−∫dσ´{ f(σ),φa(σ´)}P ×(C−1)ab{φb(σ´),g(σ~)}P ≔と定義する。式(25)と式(26)から,正準変数間の0でないディラック括弧が次のように得られる:{ ZA(σ),PB(σ~)}D=条件は強等式として成立するため,いまの場合,式(24)に対応する強等式として次式が成り立つ:実際,上式と式(27a)−(27c)とは整合的である。−よって,ZAとZとができる。また,式(20)と式(28)より,第1類拘に帰着する。式(16)と式(27)より,第1拘束量φλ,{𝒮(σ),ℛ(σ~)}D=𝒮(σ~){𝒮(σ),𝒮(σ~)}D= 0 と求まり,ℛ,𝒮は閉じた代数を成すことがわかる。また,全ハミルトニアン(12)は,式(10),(16),(28)より,={ f,HT}Dが次のように得られる:3.3 ゲージ変換の生成母関数世界面パラメータの付け替え(5)に関する生成母関数Gεと局所U(1)変換(6)に関する生成母関数Gθ(26)と与えられる。但し,(27a)(27b)(27c)     −ε・1+ε´0λ2 }φλ, (27d)(27e)(28a)である。実際,正準方程式(34)と式(27)を用いれば,−−δε ZA={ZA,Gε}D, δε ZA,Gε}D, A={Zδε λ={ λ,Gε}D,  δε ρ={ ρ,Gε}D, −−δθ ZA={ZA,Gθ}D, δθ ZA,Gθ}D, A={Zδθ λ={ λ,Gθ}D,  δθ ρ={ ρ,Gθ}D, (28b)が成り立ち,世界面パラメータの付け替えと局所変換が適切に生成されることが確かめられる。(29)こうして,作用(1)に基づく無張力弦のラグランジュ形式と等価な正準形式が構成できたことがわかる。(31)本稿では,ツイスター形式の作用(1)によって記(32)述される無張力弦の正準形式を,ゲージ固定条件を課さずに構成した。ディラックの処方に従い全ての拘束条件を導出し,それらを第1類(23)と第2類(24)へと分類した。第2類拘束量からディラック括弧(26)を構成し,第1類拘束量ℛ,𝒮が成す代数(30)−(32)を求めた。加えて,世界面パラメータの(33)付け替えと局所U(1)変換に関する生成母関数(35)と(36)をそれぞれ具体的に与えた。今後の課題として,ここで構成した正準形式をも(34a)とに無張力弦の正準量子化を実行し,その結果と従前のBRST量子化の結果 7),8)の整合性を検討することが挙げられる。(34b)(34c)謝辞本稿で取り上げた無張力弦のツイスター形式に関して議論して頂いた出口真一教授に深く感謝いたし

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