) leveL erusserPdnuoSBd( ) leveL erusserPdnuoSBd( .eR .eRFig. 8 Frequency Characteristic for Japanese gong (甲) of 48cmφat Soude-choFig. 9 Frequency Characteristic for Japanese Gong (乙) of 48cmφat Soude-choFrequency (Hz) Frequency (Hz) ─ 8 ─謝辞本研究は,JSPS科研費21H00485(基盤研究(B),研究代表者:塩川博義,課題名:音響解析を用いた金属製打楽器の変遷─「うなり」の文化としての東洋音楽史─,令和3~7年度)を受けて実施した。また,双盤の測定をする際に,静岡文化芸術大学教授梅田英春氏,遠州大念仏保存会早出組および上市ヶ尾町内会の皆様の協力を得たので,ここに深謝する。ff■■■■■■ ■■■ff■■■■ ■■■■■ff■■■■ ■■■■■ff■■■■■■■■■ff■■■■■■ ■■■ff■■ ■■■■■■■ff■■ ■■■■■■■ff■■ ■■■■■■■と盤渉に合わせて製作することはせずに,ただ2枚の音高が異なる高さ(約半音の違い)とわかる程度に調律している。また,遠州大念仏の双盤は,当初から「うなり」を意識して製作していたのではなく,基本的に2枚の鉦における上部表面部分の厚さを同じに製作することは難しく差が生じ,必然的に「うなり」が生じてしまうので,逆に,この「うなり」を遠州大念仏における双盤の音色の特徴にしたものと考えられる。ff■■ff■■■■■■■ff■■■ff■■■■■■■ff■■■ff■■■
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