─ 5 ─した画像(Fig. 5(a)~(c),Fig. 6(a)~(c),Fig. 7(a)~(c))を作成し,その土地被覆を社会的災害素因とした。4)迅速測図で湿地として示された領域がその後,集密的に都市化された地域を液状化により被害が発生する都市域(すなわち,都市化域内の液状化による被害発生予測域)と考えた。またこれら領域は東日本大震災時の液状化発生域をカバーしていることを確認した。4.考察(長期土地被覆改変の判読)迅速測図,DEM画像,衛星画像等を用いることで,明治期からの首都圏の長期土地被覆改変を概観した。4.1 成長黎明期(明治前期(1880年代)~成長準備期(1970年代初頭))成長黎明期は,湿地帯や植生系土地被覆が広く分布し,流路は蛇行し葦や蘆が繁茂,東京湾岸の京浜(Fig. Fig. 8 Transition of urban land cover plotted on DEM
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