日本大学生産工学部研究報告A(理工系)第53巻第1号
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─ 55 ─生産工学部生産工学研究所大型設備・装置利用状況(令和元年度) グローバル化・情報化が急速に進む社会においては,その原動力となる技術革新のシーズ創生と具現化するための新しい生産技術確立が強く求められています。このような状況を背景とし,生産工学研究所では,大学の研究環境を維持発展させる重要な施策のーつとして,個人研究費等では購入の難しい高額な大型設備・装置の整備拡充を図ってきました。 生産工学研究所の大型設備・装置は,各使用責任者の管理のもと設置・運用され,本学部教員の研究・教育利用をはじめとし,学部外の研究機関や企業等の研究者の利用にも供されています。その利用状況概要を,購入から10年以内の設備・装置について,本誌巻末にまとめて掲載しました。 これらの設備・装置を有効にご利用いただき,共同研究の促進や革新的な生産技術の開発などに役立てていただければ幸いです。生産工学部生産工学研究所大型設備・装置一覧1.環境化学分析システム【粒子径分布測定装置LA-950 V 2,乾式測定ユニットLY-9505,液体クロマトグラフ質量分析計 LC/MSn】2.リバースエンジニアリングシステム【3次元造形装置 Z 450システム,3次元測定装置 VIVIDシステム,3次元入力装置 Free Form,小型レーザー彫刻機 360XT-60システム】3.分子設計支援装置(デジタルNMR AVANCE Ⅲ 500)【デジタルNMR AVANCE Ⅲ 500】4.半導体電子物性解析装置【光電子収量分光装置 PYS-200+型,真空型ケルビンプローブ UHVKP 020,IPES装置,分析チャンバー】以  上

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