日本大学生産工学部 研究報告A(理工系)第51巻第1号
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─ 7 ─Fig. 11のような処理シートを作成し,(1)乗降者はFig. 10の画面で順番に「降りる」か「降りない」かのボタンを押す。(2)ボタンを押した順番に降車階の欄に「降りる[1]」か「降りない[2]」が記録される。(3)(2)の情報を「降りる[1]」か「降りない[2]」に分けてソートして乗車位置を指定する。(4)(3)で決定した乗車位置がFig. 10の画面に反映される。 ※(1)のボタンが押されるごとに(2)〜(4)の操作が実行される。 ※最後に乗車する人はボタン操作のために前方隅に配置した。の流れで乗降者配置を決定した。また,乗降者配置を指定する場合,通常の乗車方法では効率が悪くなることが予想されたので,乗降者配置システムを流用して,乗車についてもFig. 12のように降りない人が先に乗り,降りる人が後で乗るような整列乗車のシステムを導入した。3.2.乗降者配置システムの実証実験Fig.4の擬似的なエレベーターに,前節のシステム画面を投影するプロジェクター,スクリーン,モニターと入力のためのマウスなどをFig. 13のように配置した。Fig. 10 Screen of the guidance system(The red numbers in the elevator show persons getting o.)Fig. 11 Processing sheet of the system (The right gure shows riding position.)Fig. 12 Screen of the aligned entry system(The red numbers show persons getting o.)
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