| 設備名称 |
設 備 構 成 ・ 定 格 |
設 備 の 用 途 ・ 特 色 等 |
高分解能FAB
質量分析計
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(1)質量分析計 MSROUTE 電場部:トライダル電場 磁場部:ラミネート,ラミネートポールピース
ガスクロマト:MS−6890形
(2)FABイオン源
EI/CI共用イオン源 リンクドスキャンユニット
(3)冷却水循環制御装置 水圧0.5〜2.5×105Pa 流量:2〜4L/min |
(1)設置目的 有機金属錯体や大環状化合物などの難揮発性試料の質量スペクトルを測定し,その分子構造を明らかにすることを目的とする。
(2)特色
イオン源として,EI, CI, および難揮発性試料の分析に有効なFABを備えている.さらには精密質量測定が容易に行えるので,イオンの元素組成から未知物質の同定を行うが可能である.また,二重収束質量分析計とWindows
PC ベースのデータシステムとの組み合わせにより,高感度・高分解能・汎用性とスムーズな操作性が実現されている。
(3)用途
本装置で得られる質量スペクトルと,NMRやIRなどの他の分析機器から得られる情報を組み合わせることにより,化合物の構造を決定する。 |
原子吸光分析装置
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原子吸光分光高度計 測定モード:電子吸光/炎光
プレーズ波長:リトロー型230nmおよび597nm 波長範囲:190〜870nm 焦点距離:267mm スリット幅:0.2,0.7,2.0nm バックグランド補正範囲:3.0Abs 温度範囲:室温〜2600度 加熱速度:2600度/s 自動冷却水循環システム 冷却方式:自動循環 ステップアップトランス 容量:200V,40A |
(1) 設置目的
種々の試料中に存在する微量金属元素を正確に定量することを目的とする。
(2) 特色 本装置は高量子効率を実現した広波長帯域半導体検出器により,10倍以上の検出下限と今までにない安定性を有している。また,光学系に時間差のないダブルビームを実現するために,新採用光ファイバーによりデジタル化された両信号を”真”に同時処理するリアル・タイム方式を採用している。さらに最適位置設定は全自動制御で行われ微調整の必要はない。
(3) 用途
本装置はフレームによる分析と黒鉛炉などによるフレームレス分析が可能なため,比較的高濃度から極微量の金属元素の定量が可能である。そのため,排水,海水,河川水などの環境水から複雑なマトリックスを形成するような試料中の微量金属元素の定量に応用できる。また,ネブライザー式のオートサンプラーを装着することにより固体試料中の微量金属の直境定 量も可能となる。 |
リサイクル分取HPLC
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(1)リサイクル分取HPLC 吐出流量範囲:0.001〜9.999mL/min 吐出量:100μL(1ストローク) リサイクル機構:電磁バルブによる切替 溶媒瓶:5L瓶1本
(2)波長可変紫外可視検出器 波長可変紫外検出器波長範囲:195〜370nm セル0.5mm
(3)示差屈折計 ノイズ:1.5×10−8RIU/HO レンジ切替範囲:1〜2000,∞の12段階
屈折率範囲:1.5×10−6〜3.0×10−3RIU/H2O |
(1) 設置目的
新規化合物の分離・精製を合成スケールで行い,化合物の構造を決定するための高純度試料の調製や標的化合物の精製を行うことが目的である。
(2)特色
本装置は分取専用液体クロマトグラフであり,試料と溶媒をリサイクルできるシステムである.したがって,溶媒消費量が少なく工業用の溶媒でも使用可能である。さらには紫外検出器と示差屈折計の同時検出が可能である。
(3)用途
GPC型分散カラムやキラルカラムも使用できるので,新規大環状化合物やキラル有機金属錯体の合成スケールでの分離・精製に用いられる。 |
X線光電子分析装置
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X線光電子分析装置
X線銃:Mg 最大パワー:360W (12kV,30mA)
感度:700kcps以上 (Ag3d5/2で半値幅1.15eV時) 分解能:Mo3d 5/2FWHM0.8eV以下 冷却水循環装置 |
(1)設置目的 固体試料の表面近傍での元素分析と元素の結合状態を定量でき,高分子,金属,セラミックスなどの分析に利用できる.主に,高分子表面の表面改質の定量,接着性の評価,各種材料での表面処理や薄膜形成の評価に利用できる.
(2)特色
軟X線(MgKa線)を光源として固体表面から放出される光電子の脱出深さは固体表面の数nmに限られるため,固体試料の極表面層のみの分析が可能である.光電子の結合エネルギーは各元素で固有であるが,酸化状態や官能基の種類によって化学シフトとしてピーク位置が移動するので,これらの情報をもとに試料の表面状態が分析できる.また,角度分析用プローブの利用やアルゴンスパッタリングによる深さ方向の分析も可能である。
(3)用途 高分子材料の表面改質の進行程度と表面物性(ぬれ性や接着性など)の関係や吸・脱着や触媒反応における化学反応や反応部位の位置づけなど表面に限定して起こる化学現象を評価し,主に高分子材料の機能化を目指した研究で利用するが,ほぼずべての固定表面の表面分析で利用可能である。 |
分光エリプソメ−タ
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分光エリプソメータ 反射入射角度設定範囲:45〜90° 再現性0.01°
波長範囲:250〜800nm
波長分解能:1.25nm スポット径:1mm 手動XYステージ最大移動範囲:160×160mm 液浸測定用セル |
(1)設置目的
汎用高分子を用いた機能性薄膜に対する材料特性要求の高度化にともなう,高度な薄膜解析・膜厚管理を行う。
(2)特色
この装置は,薄膜の膜厚測定ができるだけでなく非接触・非破壊(in situ)で物体の反射表面の光学定数を測定できる。従来からある単波長のエリプソメトリーと比較して,背面照射型高性能二次元CCD検出器,オリジナルな光学系,反射角度可変測定,400ch以上のマルチチャンネル分光法などを採用することにより,高波長域(250〜800nm)での分光エリプソメトリーが従来にない高速性をもって高精度に実現できる。さらに,薄膜材料の多層薄膜の膜厚解析および高精度XYステージによるマッピングとその自動解析が可能である。また,液浸測定用セルの採用により,大気雰囲気下のみならず,様々な液中での測定が可能であり,機能性薄膜に要求される材料特性を実証することができる。
(3)用途 ポリエチレンや多孔質ポリ(テトラフルオロエチレン)フィルムに種々のモノマーをグラフト重合することで調製したグラフト化薄膜の使用時における膜質管理および酵素を固定化した後の膜の特性評価をin situで行い,より機能性の高い薄膜の開発を行う予定である。 |
全自動元素分析装置
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(1)元素分析装置 分析法:フロンタルガククロマトグラフィー 大気圧補正:不要 検量:一点検量 分析範囲:C‐0.001〜3.6mg H-0.001〜1.0mg N-0.001〜6.0mg S-0.001〜2.0mg O‐0.001〜2.0mg 元素分析データ処理装置 自動計測 自己診断機能 キャリアーガス量制御
(2)電子天秤 分解能:感量0.1μm 最大秤量5.0g レンジ可変:オートレンジ方式 |
(1)設置目的 本装置は,物質中の炭素(C),水素(H),窒素(N),イオウ(S),酸素(O)の含有量を測定することによって,種々の研究開発や品質管理等に応用でき,合成化合物や中間生成物の定量,化学反応や処理過程の進行の程度などを評価する.また,これらの数値より求めた化学組成をもとに,各種分析機器による解析を定量的に解析できる.
(2)特色 本装置では,CHN,CHNS,Oの3種類の測定モードにより酸素を含めた5元素での元素分析が可能なので,ほぼずべての有機化合物が分析でき,有機化合物,高分子,燃料,環境や地質などの分野での利用が考えられる.特に,試料中のイオウ(S)分を測定することで,アミノ酸やタンパク質,各種有機化合物の組成決定や同定ができる.また,液体サンプルシーラーの使用により,液体試料の分析も可能となる。 さらに,本装置は,1800度以上の高温燃焼とフロンタルクロマトグラフィーを併設しているので,酸素を含む化合物ではOモード設定により,酸素含有量を決定できる.
(3)用途 合成化合物や中間生成物の定量,化学反応や処理過程の進行の程度なども評価し,他の分析機器から得られた結果を定量的に解析する。 |
ラボ用TOC
自動分析装置
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全有機体炭素計 測定成分:TC,IC,TOC(TC-IC)
NPOC(酸性通気処理法により測定したTOC) 燃焼温度:680度
測定範囲:4ppb〜400ppm (IC-2500ppm) (POC-最大400ppm) 固体試料燃焼装置 測定成分:TC,IC,TOC(TC-IC) TC酸化方法:燃焼触媒酸化(TC炉温度900度) IC反応方法:酸性化(IC炉温度:200度) 測定範囲:TC-0.1mg C-30mgC(高感度測定 1〜20μgC) IC-0.1mgC〜20mgC
最大試料量:1g(水分含有量0.5g以内) |
(1)設置目的
グラフト化膜の分離・濃縮実験や酵素固定化グラフト化膜における透過物質の濃度決定,固定化酵素の活性評価を行う。
(2)特色
豊富な実績に基づく,680度燃焼法により燃焼管と触媒の使用時間の長さが高い評価を受けている。共存成分や有機物の種類を問わず,広範囲の濃度分析ができる。また,共存する無機塩が妨害にならないことも特徴の一つである。さらに,固体試料燃焼装置を組み合わせたことにより,種々の固体試料のTOC測定が可能である。
(3)用途
反応溶液中の有機炭素量の測定が共存成分や有機物の種類を問わず,広範囲の濃度での分析ができることでグラフト化膜の調製時の膜質管理を行う。また,固体試料燃焼装置を組み合わせたことにより,種々の固体試料中のTOC測定が可能となり,グラフト化膜の分離・濃縮実験や無機塩が共存する固定化酵素の活性評価に利用していく予定である。 |
液体クロマトグラフ
質量分析装置
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(1)インテグリティーシステム
サーマビームMS検出器: イオン化法:パーティクルビームEI
マスレンジ:10〜1000amu
フォトダイオードアレイ検出器 波長範囲:190〜800nm 検出ノイズ:±2.5×10−6AU
(2)大気圧イオン化MS検出器
マスレンジ:2〜4000amu
検出器:5kVコンバージョンダイオード付フォトマルチプライヤ
(3)窒素ガス発生装置 最大流量:28L/min 純度:99.9(最小流量時4L/min) |
(1) 設置目的 試料溶液中に溶存する化学種の多種多様な共存成分からの分離,ならびにその構造決定を行う。
(2) 特色
ウォーターズが独自に開発したサーマビーム型MS検出器は,従来ルーティンで使用することができなかったパーティクルビームEIのイオン化を実用的システム(加熱同心円ネブライザー使用)として液体クロマトグラフのためにデザインされた装置である。EIイオン化を用いることで,200,000件以上のスペクトルライブラリで瞬時に化合物を同定することができ,非常に機能性が高い。また,大気圧イオン化MS検出器は広いマスレンジをカバーできる温和なイオン化法を特徴としている。いずれもフォトダイオードアレイ検出器と組み合わせることで,より確実な化合物同定と純度検定を行えるほか,これらの制御と解析を1台のミレニアムクロマトグラフィーマネジャーで行うことができる。
(3) 用途 環境水中の微量有害化学物質の分離・検出・同定ならびに溶液内化学反応において生成する化学種の構造決定に使用する。 |
ピコ秒蛍光寿命
測定装置
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チッ素レーザ励起色素レーザ 励起:337nmおよび357〜710nm パルス幅:600ps 測定繰り返し周波数:光源に同期(検出器は2MHzまで対応可) 光トリガユニット 光検出方式:2次元フォトンカウンティング積算方式 検出器 チャンネル数:640(時間軸)×480(波長軸) 検出分解能:15ps以下
時間軸フルスケール:1ns〜10ms/FS |
(1)設置目的
情報表示素子と高繊細素子開発に光と分子間の相互作用の初期過程の定量的評価を目的とする。
(2)特色 上記の素子開発を目的としてその素子機能の効率におよぼす因子を検討するなかでとくに光化学,光物理の初期過程が定量的に評価できること,しかもこの初期過程が微量なエネルギーであっても蛍光エネルギーとして積算評価できることが特色である。
(3)用途
近年注目されている光メモリーあるいは分子エレクトロニクスの情報素子の分野における原理,法則に対応して,定量的に評価されたその成果を高感度,高密度の分子メモリーへの対応が期待できる。化学以外の物理,電子工学分野との学際研究への有効な手段として活用できる。また,環境問題に関連して特定成分の同定に蛍光寿命の評価が期待される。 |
円二色性分散計
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(1)円二色分散計
光源:450W(Xeランプ水冷式) モノクロメータ: ダブルプリズム
測定波長範囲:163〜11000nm
(2)ORD付属装置
測光方式偏光変調方式による
光学零位法
測定範囲:185〜700nm
ORDスケール:±45deg/FS
(3)ペルチェ式恒温装置
セルホルダ:最大光路長10mm
温度調節方式:ぺルチェ効果による加熱冷却方式
(4)ミクロセルホルダ |
(1)設置目的
生体高分子である酵素タンパク質問での複合体形成や酵素タンパク質と水溶性高分子間での複合体形成における酵素タンパク質の高次構造(二次構造,三次構造)を,円二色性分散計(CD)を用いて様々な条件下(温度,pHなど)において測定することにより,生体内における高分子間の反応や機能発現のメカニズムについて理解する。また,得られた複合体の生物化学的機能との相関を追究することにより,複合体形成を利用したタンパク質の高度利用(固定化,ハイブリッド化等)について検討することが目的である。
(2)特色
本装置は,CDの他UV,蛍光、温度,pHなど最大4チャンネルのデータの同時取り込みが可能となっている。CD・蛍光同時測定システム,CD・OR同時測定システム等の特殊仕様が装備されている。また,オプションとしてORDを用意することにより,測定領域に吸収帯がなく,CDでは測定できない光学活性物質の同定,純度検定に威力を発揮する。また,窒素ガス流量をコンピュータから制御が可能である。更に,ペルチェ効果による加熱冷却方式を用いた恒温装置により高精度で温度制御が可能である。
(3)用途
酵素タンパク質問および酵素タンパク質/水溶性高分子間での複合体形成過程および前後におけるCD,蛍光およびUVスペクトルの変化を温度,pHやイオン強度など様々な条件下で測定することにより,高分子間での反応と機能発現の相関性について検討を行うために本装置を使用する。 |
生体・有機成分分析
・分取システム
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(1)液体クロマトグラフシステム
流量設定範囲: 0.001〜5mL/min
[1.0〜39.2MPa]
5.001〜9.9999mL/min
[1.0〜19.6MPa]
圧力設定範囲:1.0〜39.2MPa
[0.1MPaステップ]
(2)多検出分取LCシステム
電気伝導度検出器:
感度0.1〜5120μS/cm
FSノイズレベル0.004μS/cm ドリフト0.025μS/cm・h セル容量0.25μL 電気化学検出器: 作用電極グラッシーカーボン 比較電極 Ag/Agcl (4M kcl)設定電位-1.99〜+1.99V
レンジ1〜1024nAFS,∞(12段階) |
(1)設置目的 本装置は,液体クロマトグラフシステムとして長い実績と安定した分析性能を示す。今回,分析や分取の性能の向上を図りUV分光検出,示差屈折率検出に加え電気伝導度検出を備えて,生体成分や環境分析用に多機能に対応出来るシステムとして設置した。
(2)研究目的
これらの光合成細菌を利用した廃液処理,有用生合成物質の分析や分取を行い,菌を利用した環境浄化システムの構築を検討する。
(3)用途
光合成細菌を利用した廃物・廃液処理システムの開発のためその分解能や生合成能を研究するために主として次の項目の分析や分取を行っている。
1)光合成の廃液処理能測定のための有機酸の分析 2)光合成細菌,その他の生分解性プラスチックの産生定量
3)光合成細菌によるビタミンB12の生合成機能定量のためB12誘導体の 定量や分取
4)その他有用生合成物質の本システムによる検索。 |