⑴ ビジネスマネジメントコース⑵ 経営システムコース⑶ フードマネジメントコース1 マネジメント工学科の特徴2 教育目標3 履修についてDepartment of Industrial Engineering and Management74日本大学には,工学系学部として生産工学部をはじめ,理工学部,工学部の3つの学部があります。この中で,マネジメント工学科はただひとつ生産工学部のみに設置されているユニークな学科です。企業は人・物・金・情報,並びに流通・知財などに関する考え方を有機的に結合させ,顧客が求める新たな価値(製品やサービス)を創り,タイムリーに提供することによって成長してゆきます。それを実現させるのがマネジメント工学です。マネジメント工学科では,工学の基礎知識や方法をベースに,マネジメントに関する色々な理論や技法を段階的に学んでマネジメント工学科では,企業経営や情報技術などのマネジメントに関する理論や技法を駆使して,複雑かつ多様に変化する社会やビジネスの問題に取り組むことができる人材の育成を目標としています。具体的には,工学の基礎知識や論理的な思考を身につけビジネスの現場をマネジメントできるエキスパートビジネスマネジメントコースは経営資源といわれるモノ,ヒト,カネ,情報,並びに流通,知的財産などに関する考え方や理論・技法を学習します。資源の選択と集中を図るための戦略を考え,日々変化するビジネスの状況において直面するさまざまな問題をマネジメントできる専門的スタッフ,あるいは企業経営者を育成することを教育目標としています。経営システムコースは科学技術や工学,情報通信技術の知識のみならず,組織が直面するさまざまなマネジメントの問題を解決するための方法論を実践的に学習します。製品やサービスマネジメント工学科では,すでに述べたように,ビジネスマネジメントコースと経営システムコース,フードマネジメントコースの3つのコースを設置しています。各コースは,学科としての教育目標を実現するために,基礎部分を共有していますが,それぞれコースの特徴を反映した異なるカリキュラムを用意していまいきます。その目標とするところは,①顧客が求める製品やサービスを予測し,その製品を安いコストで安全に作るためにはどうしたらよいかを考え,②その過程でいかにムリ,ムダ,ムラを省いて効率性を高めるかを工夫し,③それを実現するための最適なシステム(仕組み)を設計し運用することを学ぶ,文理融合型の新しい領域です。これらの専門的な知識やスキルを身につけるため,2年次から「ビジネスマネジメントコース」,「経営システムコース」,「フードマネジメントコース」の3コースに分かれて学習します。の育成,企業の経営者や知的財産のプロフェッショナルの育成,並びに生産性の向上や効果的なシステムの開発をマネジメントできるエンジニアの育成を目指しています。こうしたマネジメント工学科の専門分野を系統的に学ぶため,3つのコースを設けています。の企画,システムの開発・設計及び運用の各段階において創造力を発揮して効果的にマネジメントできる経営スタッフ,あるいはエンジニアを育成することを教育目標としています。フードマネジメントコースは広くサービス産業を扱いフードビジネス等をモデルにマネジメント工学の理論,手法などの考え方をとおして問題解決を見出していく方法論を学習します。実践教育によって世界戦略としてグローバルな視点からの経営スタッフ,あるいはエンジニアとして必要となる企画力,問題解決能力,マネジメント能力を有する人材を育成することを教育目標としています。す。したがって,2年次のコース選択後は,自分が所属するコースのカリキュラムに基づいて,周到に履修計画を立てる必要があります。マネジメント工学科
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