2025 日本大学生産工学部キャンパスガイドデジタルパンフ
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生産工学系科目について・生産実習でつながるキャリアデザイン教育とエンジニアリングデザイン教育生産工学系科目生産実習でつながるキャリアデザイン教育とエンジニアリングデザイン教育生産工学系科目では,図-2に示すとおり「理論と実践の融合」を基本理念としたキャリアデザイン教育とエンジニアリングデザイン教育を2本の柱とし,学生が自ら考え,各分野・技術者の社会的役割を多面的に認識すること,技術者としての将来像を主体的かつ具体的に描くことに重点を置いています。キャリアデザイン教育では,1〜2年次の「キャリアデザイン」や「キャリアデザイン演習」における社会との接点を通じ,一人ひとりがこれまでのキャリアとこれからのキャリアと向き合い,自己分析や業界研究,キャリア開発を重ねて技術者としての将来像を描きます。さらに,3年次には「生産実習」におけるインターンシップを通じて,技術者の実務を経験しながら基礎理論と実践技術を関連付け,将来像を具現化するためのキャリアを自らデザインします。「生産実習」は,自身が志望する企業や官公庁等での実習と事前・事後学習で構成される計100時間以上の必修型インターンシップ・プログラムです。エンジニアリングデザイン教育では,みなさんが多様なメンバーとの協働を通じて,コミュニケーション力,チームワーク力,課題設定力及び創造力等からなるエンジニアリングデザイン能力を獲得するため,図-3に示すように本学部が独自に開発したPBL科目を体系的に配置しています。1年次には,本学・本学部の歴史と特色を理解したうえで,一人ひとりがグループのメンバーとして課題解決に取り組む「自主創造の基礎」,チームのメンバー及びリーダーとして課題発見・解決に取り組む「生産工学の基礎」を設置しています。これらの科目では,共通目標の達成に向けてメンバーが一丸となり,特定解のない問いに対して試行錯誤と創意工夫を重ね,最適解を導くことにより,自主・自律的にエンジニアリングデザインに必要な基礎的能力を身につけます。特に「生産工学の基礎」では,「自主創造の基礎」における学部横断型PBLの経験を土台として,複数学科からなる混成チームの一員として「今後の日本に必要となる技術革新」をテーマとした学科横断型PBLに取り組みます。生産工学の基礎(学科横断型PBLにおけるワールドカフェの様子)図-3エンジニアリングデザイン教育の体系図-2 キャリアデザイン教育とエンジニアリングデザイン教育を柱とする生産工学系科目の概念図※学科によって一部科目の開講時期が異なる場合があります。37

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