2025 日本大学生産工学部キャンパスガイドデジタルパンフ
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大学院7つの専攻の教育・研究の目的大学院103⃝機械工学専攻他分野の技術との融合により急速に進歩する機械工学の技術者養成のために,専門的な研究指導と学際的な教育を合わせて行う。特に,飛躍的に発展を遂げつつある科学技術に対応できる柔軟で斬新な発想力,創造性豊かな能力及び協調性を身につけた高度の技術者・研究者を養成する。⃝電気電子工学専攻さらに一歩進んだ電気・電子・情報通信工学に係る学問を探求できる広い視野と深い学識を備え,論理的思考と創造力を基礎として新しい技術的領域に寄与できる技術者と研究者を養成する。⃝土木工学専攻土木技術をはじめ地球環境や生態系の保存,安心・安全な地域社会や市民生活などについて高度な専門的知識を教授する。そしてこれらの学識と,教員の個別指導による研究活動を通じて,国際的視野に立ち,企業等において技術的課題に挑戦できる指導的技術者を養成するとともに,研究者として自立できる人材開発をする。⃝建築工学専攻実学教育の理念に根ざし,建築工学に関わる専門的基礎知識,及び一般教養を基にして,社会の要請に十分応え得る建築技術者・デザイナーを養成するために,優れた総合能力と高度な実学的専門知識を,建築分野の各領域の研究を通し習得する。⃝応用分子化学専攻化学の専門知識を体系的に身につけるとともに,物質の物理化学的性質及び化学反応を分子論に基づいて理解し,グリーンケミストリーを基礎とした機能性材料の創出,化学プロセス及び化学計測システムの開発に携わることのできる研究者・技術者を養成する。また化学及びその関連領域における諸問題の解決に積極的に取り組み,産業界等で活躍することのできる上級化学技術者として必要な社会性・国際性を養う。⃝マネジメント工学専攻高品質の製品やサービスを効率よく生産・提供する方法を研究し,開発から生産,流通,廃棄に至る一貫した管理技術を修得させる。また品質や生産の管理だけでなく,組織の意思決定のプロセスにおける最適化や情報獲得の技術も教育する。企業や組織,社会システムや地球環境も含め,人が関わるあらゆるシステムを最適にマネージするための技術を研究・教育し,新しい産業社会に対応できる管理能力を備えた技術者を養成する。⃝数理情報工学専攻情報化時代に適応する数理情報工学の先進的教育・研究を通して,様々な問題に共通する数理的な構造を解明し,さらに問題解決のための数理的な手法と情報工学の活用について学ぶ。これによって,情報化社会における生産に関連したあらゆる場面で,高度に進化したシステムを扱うことのできる新しいタイプの実践的な能力を備えた技術者,教育者を養成する。大学院生産工学研究科には,博士前期課程(2年)と博士後期課程(3年)があります。博士前期課程の各専攻の教育・研究の目的は以下のとおりです。

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