数理情報工学科/学習の手引R7
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<生産工学研究科>日本大学大学院生産工学研究科は津田沼キャンパス内に置かれ、学部における一般及び専門教育を基礎とし、より高度の科学、技術を修め、研究能力を養う2年間の博士前期課程(旧称は修士課程)と更にその上に専攻分野における独創的研究成果を発表することによって、学術の進歩に寄与することを要求される博士後期課程(旧称は博士課程)があります。それぞれ課程修了時に論文を提出し、審査に合格すれば修士(工学)、博士(工学)の学位が授与されます。 <数理情報工学専攻> 上述の生産工学研究科には7専攻が設置されており、その一つが数理情報工学専攻(入学定員 前期課程10名、後期課程3名)です。 前期課程に進学すると別表に示された修士論文指導者である教授または准教授の研究室に所属し指導を受けることになるので、各研究室の内容についてよく調べておくことが大切です。 なお、大手企業やその関連会社では近年益々高度な学力を持つ技術者・研究者を要求するようになり、博士前期課程修了者中心の採用を行う傾向があります。 <奨学金> 大学院生に対しては、修学中の経済的負担を補助するために、次のような奨学金制度が設けられています。 ① 日本学生支援機構奨学金 ② 日本大学R.Fケネディ奨学金 ③ 日本大学古田奨学金 ④ 日本大学生産工学部奨学金 ⑤ 日本大学生産工学部校友会奨学金 ⑥ 日本大学大学院生産工学研究科博士後期課程への進学者に対する奨学金 48 Mathematical Information Engineering また他機関による奨学金も次第に確立される機運にあります。さらに本学独自の学生負担軽減策として、ティーチングアシスタント給費制度があり、前期・後期の学生の多くが給費生に選ばれ、学部学生のティーチングアシスタントの仕事に当たります。 <入学選考および出願> 学部学生が大学院(博士前期課程)進学を希望する場合、学部4年次の7月(第1期) と2月(第2期)に行われる学内推薦および7月に行われる学内特別推薦制度(学業優秀な本学生の推薦入学)と、7月と2月に行われる一般選考(本学および他大学からの進学希望者から試験により選考する)制度の選考機会を有します。学内推薦および学内特別推薦は学部3年次までの成績の順位や取得資格等を参考にし、口述試験(専門科目・外国語・その他)のみによって行われます。一般選考は筆記試験の英語1時間30分と、専門科目(数理情報工学専攻では、数学・情報数学・アルゴリズムとプログラミング・情報ネットワーク・コンピュータグラフィックスの5科目の中から3科目選択)3時間となっています。 出願に必要な書類は、大学院入学志願票・成績証明書・卒業(見込)証明書などですが、詳細は、大学院入学試験要項を読んで下さい。 大大学学院院

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