卒業生は国内だけでなく、国際的な場で活躍することも多いと考えられます。したがって、国際的なコミュニケーションの基礎的な能力が求められます。そこで、教養基盤科目の英語関連の科目はもとより、多くの専門の講義科目では英語の技術資料の調査等を課し、情報技術関連の英語の文書を読む機会を用意しています。また、ゼミナールや卒業研究では、英語による研究概要の執筆、口頭発表さらに討議の初歩的な訓練を課します。しかし、諸君はこれだけでなく、学外の種々の機会を積極的にとらえて英語力の増進に努めなければなりません。同時に英検やTOEIC等の学外の評価に積極的にチャレンジし、自らの英語力を認識するとともに、向上の励みとすることを勧めます。しかし、最も重要なのはまず日本語でのコミュニケーション能力であり、日本語での論理的なコミュニケーション能力なくして、国際的なコミュニケーション能力はあり得ないというのが基本的な考えです。 DDPP77 チチーームムのの一一員員ととししてて目目的的・・目目標標をを他他者者とと共共有有しし、、達達成成にに向向けけてて働働ききかかけけななががらら、、協協働働すするるここととががででききるる。。 DP7.1 【協働能力】 チームの目的・目標を認識して討議を行い、仕事を遂行できる協働能力の習得 DP7.2 【プロジェクト遂行能力】 エンジニアリングデザイン手段としてのソフトウェア設計・開発において、チーム全体としての使命を認識して自主的かつ計画的にプロジェクトとしての作業を遂行できる能力の習得 《補足》情報技術分野では、研究開発、システム開発、あるいは企画や営業等のいずれにおいても、チームとしての活動が求められることが多いです。そこで、自らの考え、提案、企画、あるいは製品等について、チーム内外の人に対して文書あるいは口頭で適切に伝え討議し、まとめていく能力が欠かせません。さらに、ゼミナールや卒業研究といった科目では、調査結果、研究結果、あるいは自らの考えを文章にまとめ、プレゼンテーションし、討議することが頻繁に行われます。また、ソフトウェア構築及び演習やプロジェクト演習などでは、数人のチームで、与えられた漠然とした要求から、自らスケジュールをたて、要求定義を行い(問題解決)、全ソフトウェア開発フェーズを経て、システムが完成するまでを経験することを意図しています。このため、実際にプロジェクトを運営する上で必要な管理運営能力の訓練も行い、協働作業に必要な素養も身に付きます。 DDPP88 経経験験をを主主観観的的・・客客観観的的にに振振りり返返りり、、気気付付ききをを学学びびにに変変ええてて継継続続的的にに自自己己をを高高めめるるここととががででききるる。。 DP8.1 【継続的な学習能力】 技術革新の激しい情報分野の技術者として生涯にわたって自己を研鑽して学習することができる能力の習得 《補足》情報系分野では特に技術革新が激しく、諸君は大学に在籍しているときだけでなく、生涯に渡って、最新の技術を吸収したり創造することが求められます。本学科の教育は全般に渡ってこのような理念に貫かれており、教員が教え、諸君がそれを理解するということではなく、教員は諸君に刺激を与え、諸君が自から学習することをサポートすることであります。 さらに、これらを通じて興味を引くテーマとの出会いを積極的に求め、教員のアドバイスを受けるなどして、授業とは独立に自主的に深く探求することを勧めます。いずれにしても、授業でなければできないこと、事前学修すべきこと、事後学修すべきことを各自認識した上で、学習に自主的かつ積極的に取り組むことが求められます。このような取り組みの繰り返しによって、自主的かつ継続的に学習する姿勢や能力を身につけることができます。 <<ココーーススのの特特徴徴>> ① 国際社会で活躍できる問題解決能力をもった情報処理技術者の育成を目的とし、卒業生には一定レベル以上の実力が備わっていることを保証する点にありMathematical Information Engineering 11
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