数理情報工学科/学習の手引R7
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べ、教員や他の学生諸君と議論することが求められます。また、授業が終われば、自ら授業結果を踏まえ理解を再確認し、疑問点等があればオフィスアワーを利用して教員にさらに質問したり自ら文献調査することにより、理解を確実にしておかなければなりません。 DDPP33 数数理理情情報報工工学学をを体体系系的的にに理理解解ししてて得得らられれるる情情報報にに基基づづきき、、論論理理的的なな思思考考・・批批判判的的なな思思考考ををすするるここととががででききるる。。 DP3.1 【数理情報】 統計的データ処理、シミュレーション、最適化技術等の数理的な側面およびコンピュータシステムの原理を支えている数学を活用して対象の本質や限界を明らかにすることができる基礎学力の習得 DP3.2 【コンピュータシステム】 セキュアなコンピュータシステムの論理構成およびその主要な要素技術の機能と実現方法を理解し、システム開発に活用できる能力の習得 DP3.3 【ソフトウェア開発】 種々の対象分野において、自動化、効率化、使い勝手の向上等を考慮してソフトウェアの開発ができる能力の習得 DP3.4 【プログラミング言語】 様々なプログラミング言語の基本的な考え方を理解した上で、個々のソフトウェア開発に適切な言語の選択およびそのプログラミングができる能力の習得 DP3.5 【知的情報処理】 魅力的で役立つ情報を提供するための知的情報処理技術等を活用できる能力の習得 《補足》本コースでは、既存の情報技術の習得だけではなく、学科の伝統である数理的視点を重視した情報工学、すなわちコンピュータサイエンスの教育に力を入れています。情報系分野は技術革新が激しく、既存の技術を習得するだけでは技術開発能力を身に付けることができないばかりか、技術革新についていくことさえままならなりません。技術の根源に対する数理的あるいは論理的な視点をもつことが欠かせません。 そのために、教養基盤科目や専門教育科目として、数学、自然科学、情報工学の基礎理論に関する多数の科目が相互に関連付けられて用意されています。また、それらを踏まえた形で、情報工学の各種中核的要素技術に関する科目が設置されています。これにより、ソフトウェアを中心とした情報技術に関して、幅広くかつ相互の関連や底流となる考え方に対する数理的あるいは論理的視点を養い、コンピュータサイエンスに基づいた情報技術開発能力の基礎的素養の養育を行います。 基礎的あるいは理論的な科目は、とかく具体性が乏しく現実的有り難さが不明瞭なため、興味を失いがちでありますが、このように極めて重要な科目であり、しっかりと学習するよう心懸けなければなりません。そして、最後にゼミナールおよび卒業研究において、これら学習の成果を各種の問題解決に応用する経験を積み、問題解決と技術開発能力への道筋を作ります。 DDPP44生生産産工工学学及及びび数数理理情情報報工工学学にに関関すするる視視点点かからら、、新新たたなな問問題題をを発発見見しし、、解解決決策策ををデデザザイインンすするるここととががででききるる。。 DP4.1 【要求定義】 社会、時間、技術、人員等の制約を考慮し、システムの要求定義(問題設定)ができる能力の習得 DP4.2 【設計・実装・テスト】 必ずしも一つの設計になるとは限らない要求定義から、設計、プログラミング(実装)し、作成したプログラムが要求定義を満たしていることを検証できる能力の習得 DP4.3 【問題発見と解決策のデザイン】 広い視野から社会の問題を自主的かつ計画的に認識・発見し、解決できる能力の習得 《補足》近年、卒業生の大半がソフト開発等の情報関連の職業に就くようになり、本学科の情報教育の側面が産業界から評価されています。また、本学部は、その名称にも現れているように、ものづくりという実学的側面を重視した教育を目指しています。Mathematical Information Engineering 9

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