Department of Conceptual Design 3 行ったことを補ったり、各自のデザインの造詣を深めたりして下さい。また、学部所管の未来工房(39号館1F)も所定の講習を受け積極的に活用してください。 先述のように2年次以降はコースに分かれますが、本学科は、デザインを総合的に深めるため、コースの専門性にとらわれない、デザインに必要な知識や考え方をさらに深める科目をたくさん用意しています。コース科目だけでなく、そのような科目を履修すると同時に、総合演習科目である「デザインスタジオ」によって、それまで修得してきた知識や技法を活かしながら、デザインを実践していきます。 ■使い手・社会の立場にたった また商品企画やプロモーション、サービスやソリューションのデザイン、生活や社会の仕組みのデザイン、あるいは人間とものや空間との相互やりとりをデザインするインタラクションデザインなど、「もの」「空間」の造形にとらわれないデザインを行うことも特徴です。 ■人間工学・セイフティデザイン 人間(ユーザ)の生体的・心理的な負担を軽減し、安全性、快適さ、効率などを考え、人間に適するためのデザインを学びます。 ■キーワード ・ エコデザイン ・ ユニバーサルデザイン ・ アルゴリズミックデザイン ・ システムデザイン ・ 人間工学や感性工学 ・ セイフティデザイン ・ 商品企画、プロモーション ・ コミュニケーションデザイン ・ その他、総合デザイン ◆学修・教育目標◆ 携帯電話や家電製品、自動車や自転車、インテリア用品、キッチン用品など、身の周りの製品ほとんどがプロダクト製品と呼ばれ、使いやすさや見た目など、目的に応じてデザインされています。製品として機能や使い勝手と美しさを両立させるのは簡単な事ではありません。 プロダクトデザインコースは、文具から家電にいたる工業製品はもちろん、ロボットなどメカニカルな技術を含む製品までを対象に、材料や構造、安全性をも考慮しつつ、社会のニーズや使い手の立場に立ったものづくりを実現できるデザイナーやデザイン・エンジニアの養成を目指すとともに、社会の変革をもたらすようなアイデアやコンセプトを創生できる人材を育成します。 ◆コースの特徴◆ ■身近な製品からロボット福祉機器の分野まで対象とする 携帯電話、デジタルオーディオ、自動車や家具・雑貨など生活に密着した製品を対象として、デザインやCADなどものづくりの基礎を身に付けます。また、ロボットデザインに必要とされるメカトロニクス・システムデザインなどの専門的技術を学びます。 ■キーワード 本コースのキーワードを以下に示します。 ・ 工業製品 ・ 家庭電気製品 ・ 生活用品・家庭用品 ・ 自動車機器デザイン ・ ロボットデザイン ・ 福祉介護機器 ココーーススににつついいてて ププロロダダククトトデデザザイインンココーースス もの・空間・場のデザイン 製品の見た目は売れ行きに大きく影響します。しかし、見た目だけでなく、使い手、設置や使用される環境など社会的な立場を考慮する必要があります。また、環境問題から循環型社会に適した製品を作る必要があります。そのため、エコロジカルデザイン、サスティナブルデザイン、ユニバーサルデザインを学びます。
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