16 Department of Conceptual Design ◆ゼミナールの目的◆3年次にはより興味のあるテーマについて、少人数のグループに分け、きめ細かな指導が行われます。ゼミナールを通して、指導教員との対話が増し、研究室内の学生同士の親睦も深まり、将来の夢をお互いに語り合うことで、卒業後の進路を考える機会が生まれます。 ◆ゼミナールの実施方法◆ 3年次に設置されている「ゼミナールA」及び「ゼミナールB」では、学生の希望をできるだけ反映する仕方で、すべての学生が専任教員の指導する少人数グループに分かれます。 カリキュラムには「ゼミナールA」(3年次前期)、「ゼミナールB」(3年次後期)と記載されています。 尚、「ゼミナールA」、「ゼミナールB」共に着手するためには、修得単位数を60単位以上修得していることが望まれます。 【ゼミナールAの主なテーマ】 簡単な福祉用具の考案に挑戦することで、デザインと機能を関連づける工学的センスを習得する。これに関連して、展示会等での成果発表にも挑戦する。(内田) 〈一石n鳥〉と〈天地人馬一体〉をテーマに、〈調和〉をデザインする方法について考える。(遠田) 光・色環境に関係する興味のある事柄についての理解や、新たな視点の提案へむけたディスカッションの訓練(加藤) 金属材料の加工と可能性。様々な素材の特徴とデザイン(木下) 卒業研究・就職活動に向けてデザイン活動に必要な知識(思考法・材料・ツール)を身につけ、デザインコンペティションに応募する。(田中) ユーザエクスペリエンスデザイン、人間工学・感性工学・心理学等に基づくデザインの演習と実践(鳥居塚) デジタルファブリケーションを応用した設計とものづくり(中川) GIS、BIM、Adobe系ソフト基礎、はじめての設計競技参加(中澤) モノの“かたち”を構成する原理について調査や発表、ディスカッションを通じて理解、解釈する力と言葉や図で表現する力を身に付ける。(早川) 木材を題材にした、素材の見た目や手触り感を評価する実習・プレゼン演習(山口) サービスデザインやUXデザインの代表的な手法(デザイン思考、UXデザイン、人間中心設計プロセス)の実践(吉田) 【ゼミナールBの主なテーマ】 グループで取り組むデザイン課題を通して、関連するソフトウェアの使い方、プレゼンテーション力、アイデアを形にする力の習得。(内田) 〈つくるとはかる〉をテーマに、〈実験〉というプロセスを経ながら問題解決のために制作したモノ・ハコ・コトの効用を検証する一連の過程を学ぶ。(遠田) 光・色に関連するテーマに取り組む際必要となる計測器やシミュレーションの操作方法、心理評価や調査方法の基礎知識を備える。(加藤) 金属加工技術の応用。様々な素材によるデザインと実作による技術の習得(木下) ゼゼミミナナーールル
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