機械工学科/学習の手引R7
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39 12号館 505室 くりやがわ ゆきよ教 授 栗谷川 幸 代 047-474-2336 kuriyagawa.yukiyo@nihon-u.ac.jp授 業 科 目 機械力学Ⅰ及び演習機械力学Ⅱ人間・機械システム 機械工学実験 12号館 503室 わたなべ あつし助 手 渡 辺 淳 士 047-474-2323watanabe.atsushi52@nihon-u.ac.jp1.研究室の構成と方針 卒業研究における研究課題は、教員が提示した研究課題の中から大学院生の研究発表や研究室の研究装置・設備の見学などを行った後に教員と面談して決定します。卒業研究の開始時には、決定した研究課題に関連する論文などを読んで、該当する研究の動向把握や論文の書き方などを学びます。当研究室で扱う研究の多くは、機械を使用する際の人間の様々な情報を計測して評価を行いますが、これらの計測方法等は必ずしも教科書などがあるわけではありません。そのため、卒業研究生には、同期や院生及び教員と自主的にコミュニケーションを取ることで、協調性(和)やコミュニケーション能力を養いつつ、卒業研究を進めて頂きます。具体的には、研究室メンバが行う実験は研究室全体でサポートを行い、学生主体の研究に関する議論の場も設けるように指導しています。国内の学会(日本機械学会、自動車技術会、人間工学会など)で卒業研究に関する研究発表を行い、優秀講演賞などを受賞した卒研生も数多くいます。なお、他大学、研究機関および企業からの委託研究や共同研究も実施しています。 2.研究内容 歴史を辿れば「機械」は人間のために開発されました。本研究室では、「人間の豊かな生活のためにまだ世の中には存在していない機械を開発する」、「既存の機械が本当に人にとって嬉しい(優しい)機械であるのかを評価し必要に応じて改良する」等を目的として、機械を使用する人間を中心に考えたものづくり,ことづくりに関する研究を実施しています。卒研生の自由な発想が、学会発表等を通して将来の機械設計指針に大きな影響を与えるかもしれないと日々期待しており、研究に打ち込む学生を教員は全力で指導します。 過去の卒業研究テーマは以下の通りです。 実場面で利用できる生体計測デバイス・指標抽出手法の開発自動運転車両における車線変更時等の入力デバイス最適設計に関する研究

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