出題範囲(関連する授業科目)機械力学Ⅰ及び演習材料力学Ⅰ及び演習熱力学Ⅰ及び演習流体力学Ⅰ及び演習製図製作試験科目機械力学材料力学熱力学流体力学機械材料・機械要素機械材料,基礎製図製作,要素マテリアルハンドグリップゼミナールは,卒業研究を行うための研修授業(プレ卒研)の位置付けです。少人数のグループに分かれて,専任教員と親しく接することができるように配慮されています。担当教員は,3年次後期からスタートする就職活動のアドバイスや企業エントリー時の窓口業務も担います。学生はどれか一つのゼミナールを選んで,各指導教員の方針に従い,それぞれの専門分野についての知識を輪講形式による授業や実験,見学会などを通して修得します。ゼミナールは指導教員からの一方的な知識の伝達でなく,指導教員と一緒に学生自ら研究し,発表・討論などを行う教育の場であるため,そこでは学生の積極的な参加が必要となります。(2)配属方法3年次の第3クォーターで,開講されるゼミナール(卒業研究)のテーマとその指導内容の説明会が行われ,第4クォーター開始時におよび研究室見学会が実施されます。それに基づいて,配布される志望票に氏名と希望ゼミナールを記入して提出します。あらかじめ,この「学習の手引」の最後にある研究室の紹介を読んで,関心のあるゼミナールを決めておいてください。ゼミナールを決める際には,学生自身の進む方向とゼミナールのテーマを照らし合わせて決めても良いですし,あるいは自分の能力を啓発する上で最も適していると思われる指導教員のゼミナールを選んでも良いと思います。志望票は,GPAなどによる成績グループ順に提出します。グループ数は三つ程度です。したがって,各自が希望する研究室に配属したい場合は,3年次前期終了までに十分な成績を獲得しておくことが重要です。ゼミナールと同じ研究室で卒業研究を行いたいと希望する学生には,卒業研究配属時に研究室志望の優先権が与えられます。したがって,ゼミナール担当教員の志望に際しては十分な思慮が必要です。具体的なゼゼミナールの様子ミナールの配属方法は,3年次前期ガイダンス時に説明します。3年次後期に学修到達度確認試験が実施されます。3年間に学んだ機械工学の知識や理解度を学生自身が把握することが主な目的です。学生自身が不得手な分野を確認し,効果的な就職試験対策に役立てます。また,到達度の低い専門分野を確認し,それらに関連する授業科目の改善にも利用します。試験科目(5科目)と出題範囲(関連する授業科目)は以下の通りです。5科目の試験時間は合計1時間20分を予定しています。学修到達度確認試験の試験科目と出題範囲 機械工学上の諸問題の中から興味あるテーマを一つ選び,研究の進め方,論文の作成法および発表の仕方などを学ぶことを目的としています。具体的には,各研究室に分かれ,グループごとに協調しながら担当教員の指導により研究を進めます。したがって,卒業研究は大学生活の総括といえる必修科目として4年次に設置されています。具体的なテーマについては,研究室の紹介ページを参照してください。26 10.学修到達度確認試験11.卒業研究1・29.ゼミナール(1)概要
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