建築工学科/学習の手引R7
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B 想像する力と考える力を養う 言語能力をみがき、想像する力を高めて、眼前の事象だけではない未だ見ぬ気づきを獲得し、身体的なリアルな感覚を拠り所に、これを解決する力をもつ。 DP-all/JB・UIA C 普遍と固有を意識し多様な視点をもつ 地球規模と地域の風土文化、技術、空間、時間など多様な切り口において普遍性と固有性を意識し、問題を多角的にとらえることにより新たなものの見方を獲得する。 DP-2/JB・UIA Ⅱ.技術、美、デザインの専門知識と基礎力(D,E) D 建築の専門知識と技術を修得する 建築の専門知識と技術を身につけ、基礎から先進のテクノロジーまでを使いこなし、技術力、構想力、計画力、デザイン力を磨き、表現する。 DP-3/JB・UIA E 『目を養い手を練れ』を実践しつくる手を鍛える 優れた先達を範として、美的感覚を身につけ、つくりだす手と技を鍛え、新たな創造を身体の奥底から引きだすための技能を練り、身につける。 DP-3/JB・UIA Ⅲ.新たな社会を目指す力(F,G,H) F SDGsを意識し専門能力を生かして社会を変革する 持続可能でよりよい世界を目指す国際目標SDGsに向き合い、実社会における課題をあぶりだし、専門能力をもってこれを解決することで、新たな世界を構築する。 DP-3,4,5/JB・UIA G 建築の生産としてのあり方を探求し実践する ものの在り方とものづくりの在り方(建築の生産)を構想し、秩序を構成する。建築の専門家としての職能を理解し、社会をイノヴァティブに変革してゆく力を養う。 DP-3,4,5/JB・UIA H マネジメント力により新たな価値を創造する 事実を正確にとらえ新たなしくみをつくりだす力(マネジメント力)を発揮し、状況を打開し、個人やチームまたプロジェクトに価値を創造する。経営管理という視点も醸成する。 DP-3,4,5/JB・UIA Ⅳ.社会に貢献する専門家としての在り方(I,J) I 専門家との協働により実践的に創造する力を養う 異分野の専門家と協働し、高い専門的知見を交わすことにより、問題を実践的、創造的に解決する力を養UNESCO-UIA 建築教育認定とは 海外での活躍 建築工学科の技術者像 学習・教育到達目標 JABEEにおける到達目標とDPとの関係は下記の通りⅢ.JABEEについて JABEEとは 13Engineering Education)の略称です。建築工学科の教 A 学びつづける力を養い豊かな教養を身につける DP-1,2,8/JB・UIA 日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation for 育は、国際的に認められた技術者教育プログラムとして審査・認定されました。さらに昨年度、修士課程までの6年間のJABEEプログラムである「建築系学士修士課程プログラム」の認定を新たに受け、2025年度から施行されます。卒業生および修了生は、世界に通用する技術者として、国家資格の技術士の一次試験が免除されます。本学科のプログラムでは、「UNESCO-UIA建築教育憲章が求める16項目」を学士課程の時点ですでに含み、大学院と連続して学修できるよう、大学院での教育と同じ軸で学修・教育到達目標を定めています。プログラム修了生であることは、海外での活躍の道を拓くことに繋がります。詳しくは下記QRコードを参照してください。 JABEE認定とは 歴史と文化、科学への深い造詣と教養のうえに、建築の技術、美、デザインの専門知識と力を培い、SDGs、建築生産、マネジメントの視点から新たな社会を創造的に切りひらく建築の専門家を輩出する。 です。 JABEEにおける到達目標は、国際建築家連合UIA(The International Union of Architect)の建築教育憲章に準拠して設定しています。 Ⅰ.基本的な人間力やものごとのとらえ方、学ぶ姿勢 (A,B,C) 豊かな教養、歴史や文化、自然科学、社会科学への深い造詣をもち、建築の学びを継続し、建築の専門家としての責任と社会的役割を理解し実践する。

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