4.卒業研究 1年間の取り組み方 12(4)学習の内容 生産実習は、①企業実習に入る前の「事前学修」、②原則、夏季休暇期間中に行う「企業実習」、③実習後の「事後学修と成果報告」で構成されています。3つすべての段階を終えて初めて単位取得となります。 授業は、学部創設当初からのカリキュラムに改良を重ねて作成した「生産実習ノート」を元に、「生産実習システム(学部共通)」で企業・学校・学生の連携を図りながら進められていきます。各学生には、実習先決定と実習期間中のフォローアップ、実習後の報告会実施と評価のため、各学生に担当教員が付きます。 生産実習をより実りあるものとするために、毎回の講義・実習すべてに心して取り組みましょう。 【各段階での主な内容】 ①事前学修 ・マナー講習、安全倫理講習 ・企業・業界研究、自己分析、目標設定 ・実習先決定、書類作成 ②企業実習 実習先の企業担当者と密に連絡をとり、その指示に従って実習に取り組みましょう。 ③事後学修と成果報告 ・実習振り返り、評価 ・実習後の社会人基礎力と自己成長の確認 ・成果報告概要作成、実習成果発表 卒業研究には、1と2があり、卒業設計制作、卒業研究論文を実施します。スケジュールはガイダンスで説明します。 3年次1月下旬~2月初旬 ガイダンスを開催し、成績および面接等により3年次の段階で研究室の仮配属を行います。 3年次2月中旬以降(研究の引継ぎ) 現卒業研究生から、実験方法やデータの整理の仕方、模型の作り方等を引き継ぎます。 4月初旬(研究室配属決定) 正式に研究室配属が決定します。また、卒業研究1・2のテーマを決定し、研究のスタートとなります。 7月(卒業研究1のまとめ) 卒業研究1の成果を纏めて、研究発表を行います。 1月(卒業研究2のまとめ) 卒業研究2の成果を纏めて、概要を作成します。 2月(成績審査会・顕彰審査会) 成績審査会 研究成果をプレゼンテーション資料に纏めて、成績審査会にて口頭発表を行います。 顕彰審査会(卒業研究審査会・卒業設計審査会) 指導教員と相談の上、顕彰審査会で卒業研究及び卒業設計の成果を発表することができます。審査は1次審査および2次審査にて、桜建賞、卒業論文賞、卒業設計賞、UIA記念賞、校友会奨励賞等を選出します。
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