- 2 - 本学部は「最先端のテクノロジーをいかに社会で生かせるかを学ぶ」を教育目標としており,工学の基礎力と応用能力を身につけ,さらに経営管理能力をも兼ね備えた国際的に通用する技術者の育成を目指しています。環境安全工学科では,日本大学の教育理念「自主創造」と学部の教育理念をさらに掘り下げ,人間社会と自然環境との関わり合いを広く捉えます。ここでは自然科学的な見地だけでなく,社会あるいは人文分野の知識を身につけて広く環境を捉えることができ,そのうえで,安全を確保する知識と実践力あるいはエネルギー問題に関する知識と実践力を有する人材の育成に主眼を置いています。本学科の英語名称はDepartment of Sustainable Engineeringであり,日本大学にはもとより,わが国でも唯一の新しい学問分野です。すなわち本学科は複数の学問領域を横断し,環境・安全・エネルギーに主眼をおき,自然との共生と安全社会をめざす先進的な学科です。 環境安全工学科では,上記の目標をもとに,学位授与要件であるディプロマポリシーとして8項目を掲げています。 ・豊かな教養と自然科学・社会科学に関する基礎知識に基づき,環境安全工学分野に関わる技術者としての倫理観を高めることができる。・国際的視点から,環境安全工学の観点に基づいて必要な情報を収集・分析し、自らの考えを説明することができる。・環境安全工学を体系的に理解して得られる情報に基づき,論理的な思考・批判的な思考をすることができる。・生産工学及び環境安全工学に関する視点から,新たな問題を発見し,解決策をデザインすることができる。・生産工学の視点から,適切な目標と手段を見定め,新たなことにも挑戦し,やり抜くことができる。・多様な考えを受入れ,適切な手段で自らの考えを伝えて相互に理解することができる。・チームの一員として目的・目標を他者と共有し,達成に向けて働きかけながら,協働することができる。・経験を主観的・客観的に振り返り,気付きを学びに変えて継続的に自己を高めることができる。11..22 目目指指すす人人材材ととデディィププロロママポポリリシシーー
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