- 41 -居室:40号館708室 【専門分野】リモートセンシングによる環境の可視化 【担当科目】 構造力学および演習,ランドサーベイ,国土情報学 等 e-mail:nonaka.takashi@nihon-u.ac.jp 教授 博士(工学) のなか たかし野中 崇志【研究テーマ・概要】 私たちの住む地球は、温暖化をはじめとした気候変動、地震や豪雨による大規模な自然災害等、多くの問題に直面しています。将来の地球環境をよりよいものにするため、宇宙から地球を計測する「リモートセンシング」を活用し、地球の「これまで」と「今」の状態を正確に診断し、行政の意思決定に寄与することを目指しています。研究室では「環境の可視化」をキーワードに、人工衛星から撮影した画像を使用して、地球環境の状態とその変化や地震等の災害時に被災状況を把握することをテーマとしています。 【最近の主な研究論文】 ・野中崇志, 宮﨑拓海, 朝香智仁, 杉村俊郎, 岩下圭之, 深層学習による東北地方太平洋沖地震時の建物の被害状況の解析における教師データの検討, AI・データサイエンス論文集, Vol. 4, No. 3, pp. 451-457, 2023年11月. ・野中崇志, 川井彩佳, 朝香智仁, 複数の撮影条件で取得したALOS-2データによる熊本地震における建物被害状況の解析, 土木学会論文集, Vol. 79, No. 22, 2023年1月. 【主な著書】 ・環境を可視化する技術と応用, 放送大学教育振興会, 第5章 環境の可視化のためのリモートセン シング, 第6章 自然災害による被害軽減のためのリモートセンシング(分担執筆), 2023年3月. ・近代測量の理論と実践, コロナ社, 第6章 リモートセンシング , 第7章 地図編集(分担執筆), 2018年10月. 【所属学会】 日本赤外線学会 【受賞歴】 ・日本リモートセンシング学会論文賞(2022年5月) ・日本測量調査技術協会 平成18 年度優秀論文奨励賞 内閣府とJAXA主催の大規模災害衛星画像解析支援チーム委員、日本リモートセンシング学会対外協力委員、アジア太平洋合成開口レーダ国際学会(APSAR)2025 技術プログラム委員会(TPC)Chair等 IEEE、土木学会、日本リモートセンシング学会、日本写真測量学会、日本地球惑星科学連合、 【学外での活動】
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