- 38 -たけむら武村たけし 武【研究テーマ・概要】 我々は意識・無意識によらず，自然との関わりをもって生きていますが，我々の営みがその自然を破壊する事は，近年よく知られています．この自然環境を維持・保全し，さらに共生していくためには，様々な知識や知恵が必要です． この様なことを念頭に置き，川や湖沼，沿岸域等における環境問題と我々との関わりや，その環境構成要素の特性の解明を，実験や数値モデル，現地調査により行っています． ○河道内植生により形成される環境の定量評価 ○河道内構造物による水棲生物の生息地の創出 ○水域における生物の生息域環境特性評価 ○粗度による流れの変化に関する検討 ○沿岸域における植生の繁茂領域計測に関する研究 ○マイクロプラスチックによる沿岸域の汚染状況の把握 【最近の主な研究論文】 Takeshi TAKEMURA, Shinya NISHIO, Tomoaki NAKAMURA: Fundamental Study on Monitoring Microplastic Deposition in Sanbanze Using UAV, 40th International Association for Hydro-Environment Engineering and Research (IAHR) World Congress, 2023. 中村倫明,木村悠二,有山尚吾,鷲見浩一,小田晃,武村武,箕輪響,落合実：船橋市沖合の海底土におけるマイクロプラスチック汚染実態の把握，土木学会論文集B3（海洋開発） 78(2) I_817-I_822 2022 T. L. C. VINODH, Norio TANAKA, Takeshi TAKEMURA: EXPERIMENTAL STUDY OF RUNUP REDUCTION OF SOLITARY WAVE BY EMERGENT RIGID VEGETATION ON A SLOPE, Journal of JSCE, Ser. B1(Hydraulic Engineering) 75(2) I_703-I_708 2019 武村武，内田裕貴，落合麻希子：植生指標を用いたアオサの繁茂状況の推定法に関する研究，土木学会論文集B3（海洋開発），第74巻，No.2，pp. I_450-I_455，2018. 武村武，落合麻希子，内田裕貴：衛星データによるアオサの繁茂状況の把握に関する基礎的研究，土木学会論文集B3（海洋開発），第73巻，No.2，pp. I_833-I_838，2017. 【主な著書】 水理実験指導書（東京電機大学出版局） 【所属学会】 土木学会，日本流体力学会，国際水工学会，応用生態工学会，日本陸水学会 【学外での活動】 公益社団法人土木学会 令和3年全国大会実行委員会幹事，公益社団法人土木学会 ２級技術者資格委員会委員 公益社団法人土木学会関東支部 学術研究部会幹事 習志野市 環境審議会委員 など学術論文48編他 居室：40号館707室 【専門分野】環境水理学，河川環境工学，応用生態工学 【担当科目】流体力学および演習，環境生態工学，他 e-mail：takemura.takeshi@nihon-u.ac.jp 教 授 博士（学術）
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