環境安全工学科/学習の手引R7
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- 24 - 環境安全工学科では,卒業後に民間企業,公務員等,様々な進路があります。以下に概要をまとめます。各分野・業種において,日本大学のOB・OGが多く活躍しています。皆さんも日本大学を卒業したことを誇りに,それぞれの選択した組織において,活躍してください。 現在の環境安全工学科の主な就職先について,まず環境共生としては,環境社会システムを支える建設業,建築業,また地域デザインを行う市役所,県庁,コンサルタント業界が挙げられます。エネルギーシステムとしては,省エネルギーを目指す空調設備業,またエネルギーの高効率化を考えるエンジンなどの機械部品,新規物質開発を目指した製造業界が挙げられます。 なるべく早い時期から自分自身で企業の規模や業種および職種などを調べ,自己の能力や適性,家族の考え方との調整などを行い,就職に対する自分なりの方針を固めておいた方がよいと思われます。希望する企業についてどれだけ知っているかも重要視されます。企業のパンフレットやホームページにより一時的な情報は簡単に知ることができます。しかし,それらは試験を受ける誰もが知り得る情報であることを忘れてはいけません。したがって,より詳しい企業情報を知ることと共に自分が得た情報からそこで何をしたいのかをまとめておくことが大事です。3年次には生産実習が開講されます。この時期から就職先を意識することを心掛けてください。また,就職活動が本格化する頃には,環境安全工学科業界説明会や学部合同セミナーといった多くの企業と出会える場が用意されていますので,しっかりと就職に関する方針を固めておいてください。 公務員には,人事院が実施する国家公務員採用試験と各都道府県または市区町村が実施する地方公務員採用試験があります。 (1) 国家公務員 国家公務員採用試験は,総合職(大学院卒業,大学卒業程度),一般職(大卒程度),一般職(高等学校卒業者)に分けられ,試験の日程等に関して官報および人事院のホームページに公示されます。いずれの試験も第一次試験(教養・専門多枝選択式)と66 卒卒業業後後のの進進路路とと関関連連すするる資資格格 66..11 卒卒業業後後のの進進路路 66..11..11 民民間間企企業業 66..11..22 公公務務員員

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