- 20 - ゼミナールは,4年次に卒業研究を行う前段階として,研究を遂行する上で必要な基本的なスキルを学ぶ場となります。 環境安全工学科では,必修科目として,ゼミナールⅠ,ゼミナールⅡ,ゼミナールⅢ,ゼミナールⅣが,選択科目としてサステイナブルハイレベルゼミナールがあります。以下に必修科目のゼミナールの流れを説明します。 まず,ゼミナールⅠでは,環境安全工学科の各教員が自身の専門分野について,講義形式で皆さんに説明を行います。環境安全工学科は,教員のテーマが多様ですので,是非皆さんは自分が興味があるテーマ,取り組んでみたいテーマについて考えるとともに,コースや専門科目の選択,生産実習の実習先の検討の際等に役立ててください。 ゼミナールⅡでは,いくつかの研究室にお試し配属し,教員の指導を受けたり,卒業研究のテーマを疑似体験することができます。自分がどの研究室に配属し,卒業研究を行いたいか考えてみてください。環境安全工学科では,お試し配属した研究室の中で配属研究室を決定します。なお,研究室に定員を設けています。定員を超えた場合は,成績や教員との面談により配属者を決定します。 ゼミナールⅢ・Ⅳでは,配属した研究室の教員の指導を受けながら,卒業研究で必要な基礎知識を学びます。教員と少人数の学生により実施され,教員と近い距離できめ細かい指導を受けることができます。なお研究室によっては,類似の研究分野で集まり合同でゼミナールを行うこともあります。 次に,1年次の選択科目であるサステイナブルハイレベルゼミナールを説明します。この科目では,学生は個々の教員が少人数の学生と実施している4年次の卒業研究や3年次のゼミナール等の一部を体感することができます。研究は土台となる基礎が不可欠なため,1年生の皆さんは理解することが困難かもしれませんので,ハイレベルとの名称になっています。しかし,受講することを通じて,自分に必要な知識やスキルを把握することができるかもしれません。初年次の基礎科目に飽き足らず,専門的な研究の一端を体験したい学生は受講を検討してください。サステイナブルハイレベルゼミナールは1年次のみ受講できます。 最後にゼミナールⅡの受講にあたり,2年終了時までに70単位の修得を,ゼミナールⅢの受講にあたり,3年前期までに90単位の修得を目指してください。 44 ゼゼミミナナーールル系系科科目目とと卒卒業業研研究究 44..11 ゼゼミミナナーールル系系科科目目
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