土木工学科/学習の手引R7
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33--22 『『生生産産工工学学のの基基礎礎』』 『生産工学の基礎』は「キャリアデザイン教育」と「エンジニアリングデザイン教33--33 『『ゼゼミミナナーールル』』 育」を柱とする生産工学系科目の初年次導入に位置付けられ、専門性を重視した「学科独自回」と混成チームでの学び合いによる「学部共通回」から構成される科目です。本学部のポリシーやカリキュラムに沿って各分野の社会的役割、当該技術者に求められる知識・能力等を理解し、学科横断型でのチームワークを通じて社会的課題と向き合いながら、分野間の関係と連携による可能性を学び合い、生産工学的な視点から新たな社会的課題の発見と解決に取り組む思考、姿勢・態度の基礎を構築することを目的としています。達成目標は以下①、②であり、社会の変化にたくましく、しなやかに対応できる自主創造型エンジニアを目指します。 ①技術者のメガネを掛けて社会を見渡す力(DP2) 専門分野の社会的役割(社会的課題への関与など)、専門技術の進展・課題・展望、当該技術者に求められる知識・能力等を体系的に理解し、他者に説明できる。 ②技術者の帽子を被って社会を見通す力(DP4、DP5、DP6、DP7、DP8) 専門技術者の立場から多様な分野の現状と課題、分野間の関係と連携の重要性を認識し、チームワークにより社会的課題の発見と解決に取り組むことができる。 『ゼミナール』は、自身と社会の過去や現在を踏まえて技術者としての将来像を展望することを基本とし、専門分野の業界・企業と技術の動向から専門分野に関する課題の理解、そして解決に必要なプロセスを他者とディスカッションしながら提案することを達成目標としており、必修科目として専門工学への探究の導入に役立つ科目として設置されています。 現在は、就職準備の一環として業界研究・企業研究に取り組み、様々な先輩の経験を資源としながら将来ビジョンを設計する全体講義と各研究室(専門分野)に分かれた小人数のクラス講義に分かれて講義を行っております。なお、本科目の履修に当たっては、土木工学の基礎知識が必要とされることと、エンジニアとしての将来計画に介することも考慮して3年次に設置してあります。 23

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