土木工学科/学習の手引R7
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日本大学では本学の「目的及び使命」を理解し、教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」、「自ら考える」、「自ら道をひらく」能力を養う初年次教育科目として『自主創造の基礎』を全学共通教育科目に設置しています。また、生産工学部では本学部および各学科の教育目標・方針を理解し、各専門学習に主体的に臨むための初年次導入科目として『生産工学の基礎』を生産工学系科目に設置しています。さらに、本学科では土木工学の専門分野を選択して探求学習に取り組む『ゼミナール』を3年次の専門教育科目(実技科目)に設置しています。 これらの科目は、少人数でのグループ学習およびチーム学習を中心に構成され、自主創造の基礎では学部横断型、生産工学の基礎では学科横断型の授業を展開して、学生相互の学び合いから学生一人ひとりの主体性を育みます。 『自主創造の基礎』は「自主創造型パーソン(激しく変わりゆく時代の要求を満たす人材)」を育成するために必要な「自主性」を涵養し、「創造性」への導入を目指した日本大学共通の初年次教育科目です。土木工学科では新入生に対して工学、特に土木工学への意欲を高め、さらにシビルエンジニアとしての将来の目標に向かって学習する意欲をプッシュアップすることを目的とし、土木工学科の専任教員全員と教養・基礎科学系の教員が少人数の学生に対して以下の概要に沿ってゼミ形式で授業を行います。 ①大学入学までの学習(受動的な知)から大学における学修(能動的な知)への転換を図る。 ②プレゼンテーションの方法など、大学で学ぶための基本的な学修スキルを修得する。 ③課題を自ら設定して、データや情報を収集し、他者との意見交換を行い、論点を整理して成果を発表することによる主体的な学びの体験を通じて、大学生としての自覚と自信の涵養をもたらす。 ④多様な学生との触れ合いやグループワークにおける協働によるコミュニケーション力の向上を図るとともに、対話を通じての主体的な授業参加による授業への積極的参加姿勢を育成する。 ⑤大学・学部・学科への帰属意識を持つために自校について知る。また、少人数学習を通じて学生相互、学生・教員間の交流を深める大切な機会であり、大学での学びや学生生活に関して相談できる関係を築きます。 22 33--11 『『自自主主創創造造のの基基礎礎』』 33 『『自自主主創創造造のの基基礎礎』』『『生生産産工工学学のの基基礎礎』』『『ゼゼミミナナーールル』』 のの履履修修ににつついいてて

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