11--44 学学習習・・教教育育到到達達目目標標 土木工学科の教育目標は、以下に示す学習・教育到達目標前文に基づく、カリキュラいます。更に、土木工学は幅広い知識と多様な能力の修得を必要とする総合的な学問であるために「履修モデル」を構築しています。履修モデルは、学生自身が将来目指す技術者像を設定するための科目履修についての“しるべ”を示すことで、土木技術者の役割、キャリアパスとの関連を考慮した科目選択を可能としています。この4つの履修モデルは「都市・地域デザイン」、「環境・景観デザイン」、「自然災害マネジメント」、「社会基盤マネジメント」であり、3年次の専門応用科目に設定されています。(この履修モデルは、就職進路の決定、卒業研究室配属の決定には影響しません。) ムの科目群に対応したA~Fの6つから構成されています。これにより、各授業科目がどの学習・教育到達目標の達成に寄与するかが明確になると同時に、科目群によるカリキュラムの体系化が可能となります。これらの目標を達成するために、各科目が設置してあることで、皆さんは自分の目標を明確に理解することができ、各科目のシラバスで目標達成のための科目履修が容易になります。 ○学習・教育到達目標A~F 4 A 全学共通科目: 分野を横断した学習・教育を通して,自ら考えて他者との協働に関する知識を修得し,自身の行動を判断し他者へ働きかける能力,課題解決力を育成する。 B 教養基盤科目: 生産工学に関わる基礎的な知識と幅広い教養に関わる知識を修得し,自ら考えて社会において活躍するための工学全般に共通な幅広い基礎能力を育成する。 C 専門工学科目: 土木分野に関する専門知識と技能を修得し,それらを応用したマネジメント能力を育成する。 D 実技科目: 土木分野に関する理論・現象を実験・実習・設計を通して修得し,工学的にそれらを説明できる技術者を育成する。 E 生産工学系科目: 実社会における生産実習で立場の異なる人との協働を経験するとともに経営的視点を養うための基礎を修得し,専門職の実務に対応できる基本能力を備えた技術者を育成する。 F 卒業研究: 修得した知識・能力の集大成として,土木分野の課題を探求・創造・解決するプロセスを修得し,自然環境との調和を図ることができ,利便性の高い都市空間を想像できるマネジメント技術者としての総合能力を育成する。 B-1 教養科目: 文化と社会,ならびに自然に関する知識を修得し,健全なる心身を持つ技術者を育成。 B-2 国際コミュニケーション科目: 専門知識を獲得する際の基礎知識を修得し,国際的に社会で活躍できる基礎能力を育成。 B-3 基盤科目・横断科目: 専門知識を獲得する際の基礎知識と実技,ならびにものづくりに関わる知識を修得し,高度な専門分野に適応するための基礎能力を育成。 C-1 専門基礎科目: 土木工学の基礎知識を修得し,演習を通じてそれを活用できる能力を育成。 C-2 応用専門科目: 土木工学の基本知識を修得し,国内外で活躍できる建設プロジェクトマネージャーのための能力と社会基盤の整備に対応するための能力を育成。 1.学習・教育到達目標の前文 施設・構造物の計画・設計・施工・維持管理までの土木技術の基礎を修得し,自然災害を軽減した安全な社会基盤の創出,自然環境と調和した持続可能な社会基盤の創出,社会基盤の建設にともなう計画から維持管理,さらには事業経営など,総合的にマネジメントができる技術者を育成する。 2.学習・教育到達目標
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