た大e-mail:yazawa.syouta@nihon-u.ac.jp 31号館405室 【専門分野】磁性材料,静電気応用 【担当科目】電子回路Ⅰ・Ⅱ,電気電子工学実験Ⅲ 他 -46- 【研究室の構成と方針】 研究テーマは電気自動車などに使用されている電子部品の研究を行っています。回路のパーツで言うとR・L・CがありますがそのうちのLの部分です。電子部品は電気自動車をはじめとしていろんな電気製品に入っています。自分が開発した部品が家や町を走っていることを想像するとワクワクしませんか?世の中のためになる研究をものづくりと実験を通して行っています。研究室内で毎週1回程度ミーティングを行います。また数か月に進捗の共有を行います。発表をするだけでなく他のテーマの発表を聞くこと,質問すること,質問に回答することを通してコミュニケーション能力や,問題解決能力も養ってもらえたらと思っています。 企業とも共同研究を行っているため,広い世代の方とも話す度胸もついてくると思いますし,研究への取り組み方も学べていい経験が詰めると思っています。 【研究内容】 自動車部品の非結晶材料の高性能化に関する研究 近年は電気自動車技術の発展が目覚ましく、搭載される電子部品の高効率化と高信頼性、小型化、軽量化が求められています。エンジンルーム付近の高温環境下で使用されることがあることから高温に対応できる材料が望まれています。電気自動車には様々な電子機器が搭載されていますが、車載機器にはそれぞれ必要な電圧を作り出すために電源回路が組み込まれています。現在,主流となっている材料であるフェライトはキュリー温度が200℃程度と高温環境では磁気特性が劣化する問題があります。非結晶合金材料は磁性材料の軟磁性材料で、結晶構造を持たない合金であり、400℃程度で使用した場合にも磁性が失われません。非結晶合金のノイズ除去性能、損失が少ないことによる高周波用途に注目し、処理方法による特性を検討しています。 【研究設備】 X線回折装置(XRD)振動試料型磁力計(VSM) B-Hアナライザー インピーダンスアナライザー RFスパッタ装置 紫外可視分光光度計 【その他】 私もこの学部・学科の出身ですので相談や,心配事がなくても話に来てください。 ものづくりや実験を通して楽しんで研究に取り組んでいきたいと思っています。よろしくお願いいたします。 やざわ矢澤しょう 翔専任講師 博士(工学)
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