-44- 助教 野邑のむら 寿じゅ仁に亜あ 博士(理学) 31号館304室 e-mail:nomura.junia@nihon-u.ac.jp 【専門分野】量子・光エレクトロニクス 【担当科目】電気電子工学実験Ⅱ,他 【研究室の構成と方針】 (構成)2024年に発足した研究室です.石澤研究室と共同で研究活動を推進します. (方針)倫理や法令の遵守、安全性の確保を第一として,更に以下の方針を掲げます. ➢ 量子・光エレクトロニクス(量エレ)分野にて,ハードウェアに関する先進的かつ挑戦的なアイデアの提案からPoC実証,社会実装を目指し,科学の発展に貢献します. ➢ テーマ立案,研究遂行,外部発表など一連の研究活動を学生の皆様が主体的に実行できるように,定期的な輪講やミーティングなど充実した教育支援を実施します. ➢ 研究活動を通じて,学生の皆様がどのような分野でも活躍できるための社会人基礎力(*)の育成を目指します.(*)https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htmlを参照. ➢ 学生の皆様が,要求される (研究,就活,自己啓発など)様々な活動をバランス良く達成できる研究室運営を目指します. 【研究内容】 研究の方向性を右図に示します.Society 5.0(#)(サイバー空間とリアル空間の融合で実現される,持続的で強靭な社会)の実現に貢献するため,量エレ分野の研究を実施します.短期的には,特に光制御技術と高出力化技術に焦点を当て,各技術の実用性向上と深化を目指します.長期的には,2つの技術の融合と,産学連携や共同研究による応用領域の拡大を目指します。例えば半導体レーザーを起点として,超低雑音かつ任意に光周波数制御された高出力レーザーシステムの,超精密分光やセンシング,通信,加工,医療などへの応用を目指します.(#)https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/を参照. 【研究設備】 設備の一部を右図に示します.左上(A)は半導体レーザー光源です.波長やパワー,純度,時間特性が異なるレーザーを多数(5種類以上)活用します.左下(B)は,高度で高速な実験をリモートで実施するための制御基板の一部です.右側は,光のパラメーターを制御するための(C)アクティブコントローラーや(D)パッシブコントローラーです.その他にも、光増幅器や調心実装装置,評価用測定系を展開予定です. (1)光制御技術(2)高出力化技術実用化へ!学術産業医療加工専門領域センシング通信(c)固体増幅器(a)注入同期(b)波長変換(a)周波数高速制御(b)位相同期その他パラメータ制御活用分野、応用研究の提案応用研究の産業適用共同研究などによる領域拡大
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