電気電子工学科/学習の手引R7
40/76

e-mail: katou.shuuhei@nihon-u.ac.jp 31号館604室 【専門分野】パワーエレクトロニクス,自動車工学 【担当科目】電力発生工学,プログラミング及び演習,他 -38- 【研究室の構成と方針】 当研究室は学生が社会に出てから困ることの無いよう基本を教え「自律型の技術者」を育成します。卒業研究は基本的に2人で1テーマです。卒業研究学生は電気自動車,太陽光発電,風力発電,核融合発電などに関する研究テーマに対して自ら考え・調べ・実験する「自走」が求められます。これには研究の面白さ・研究への興味が欠かせません。研究の面白さとは「これを解明したら世界中の人の役に立つだろう」「これが実現できたら起業し大金持ちになれるだろう」というような感覚です。そのためには,学生はまず学部3年終了時までの授業を十分に理解し「助走」してください。 【研究内容】 電気自動車の弱点克服の研究 電気自動車(EV)は「走れる距離が短い」,「充電が遅い」が弱点です。これらの克服として,車両の慣性(勢い)を活用したエコな走行法や高効率な充電回路を研究しています。 太陽光パネルの影対策の研究 太陽光パネルはわずかな影(例えば電柱,落ち葉)が発生すると発電量が著しく低下します。この対策として,部分影でも可能な限り発電量を維持する回路を研究しています。 水素社会の実現を目指す研究 水素の時代が「来る来る」と言われています。例えば水素燃料電池自動車(FCV)のブレーキ機構の弱点を克服するモータ制御の研究を行っています。また,水素エンジン発電機などをきめ細かく運転・停止させ,アイドリングの無駄を省く研究をしています。 【実験装置】 【その他】 授業で分からない部分は必ず質問してください。ただ,質問の前にその分からない内容を自分なりに調べ「自分はこう考えているが,それでは理解できないため,どう考えたら良いか教えて欲しい」と学生は必ず自分なりの考えを教員に伝えてください。他に何か相談したい場合は当研究室LINE公式アカウント@nihon-u.ac.jp.katoまで連絡してください。 かとう加藤しゅうへい 修平准教授 博士(工学)

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る