e-mail:iida.kazumasa@nihon-u.ac.jp 31号館508室 【専門分野】材料物性,超伝導 【担当科目】電気電子材料,電磁気学及び演習Ⅲ,他 -34- 【研究室の構成と方針】学部1〜3年生の勉強は講義や学生実験,演習が中心でしたが,学部4年生や大学院では研究が中心となります.当研究室では,以下に示す三三つつのの目目的的を掲げ,研究・教育活動を行っています.1) 研究で具体的な課題に取り組むことで,よよりり高高度度なな専専門門的的なな知知識識をを身身ににつつけけるる.2) 研究を通して,実実社社会会ででのの問問題題解解決決のの手手法法をを身身ににつつけけるる.3) 新しい知見を見出すことで学学問問のの発発展展ににつつななげげるる. 【研究内容】「材料科学」の中心は「材料合成」であるとの信念に基づき,これまでフェライト磁石,磁性ガーネット膜,負熱膨張材料,磁性半導体,トポロジカル物質,磁性半導体,超伝導体など様々な機能性材料の作製に取り組んできました.ほとんどの材料がある時代に流行した材料のように見えますが,根本は電子が織りなす様々な機能性材料です.したがって,電子状態を操作する,すなわち物質科学に立脚した材料設計指針を立ててれば,機能を向上させることができます.現在は,エネルギー材料として有望な超伝導体を主なターゲットとして研究を行っています.超伝導は電気抵抗がゼロの究極の省エネルギー材料です.物質科学に立脚した超伝導材料の特性向上を目指した研究を国内外の共同研究者らと推進しています. 【研究設備】マッフル炉,環状炉,恒温槽,デシケータ,真空デシケータ,真空排気システムなど. 【その他】私はイギリス,ドイツと外国で 10 年以上の研究生活を送っている経験から,これからの日本の若手研究者・技術者に対する私の最も大きな願いは国際的に活躍する人材に育ってもらいたいことです.本学から一人でも多く,そのような人材を育てていきたいと思います. (研究の詳しい内容や成果はこちらをご覧ください http://iidakazumasalaboratory.com) いいだ飯田かずまさ 和昌教授 博士(工学)
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